44 ページ45
「失礼します。…左馬刻さん、毒島さんがお見えになってます。」
碧「理鶯?」
入「何かあったんですかね?」
碧「通せ。」
貴「お友達ですか?」
どんな人だろう…?
______
「失礼する。」
入ってきたのは…体格がよく、軍服を身にまとったオレンジ髪の男の人。
貴「かっけぇ…。」
「ん?…そちらは?」
碧「Aだ。横浜を案内してほしいんだとよ」
貴「はじめまして!」
毒「小官は毒島メイソン理鶯だ。よろしく頼む。」
貴「よろしくお願いします!」
とっても優しい顔の毒島さん。
信頼できそうな人だ…。
入「…ところで理鶯、貴方がここにいきなり訪ねてくるなんて珍しいですね。」
毒「…あぁ…実は本当に手に入らない食材が見つかってな…是非昼食にどうかと…」
毒島さんの話が終わるか終わらないかのタイミングで、左馬刻さんと入間さんが私をひっぱる。
試合前の選手ミーティングのように、三人で輪になった。
貴(なっ…なんですかいきなり!?)
碧(やべぇ…やべぇぞ銃兎…)
入(えぇ…非常に。)
貴(え?ただ毒島さんが料理ご馳走してくれるだけじゃ……ま、さ、か)
碧(理鶯の料理はうめぇ…が。見た目がとんでもねぇ。levelでいうと、マイナス100だ。)
貴(なんてこったい…)
入(…でも…わざわざここまできてくれたんですし…)
貴(なんとかならないんですか!?)
碧(…………おいまて。A、さっき見せた紙切れ全部で何枚だ?)
貴(よっ四枚…です…はっ!!)
碧&貴&入「「それだ!!!」」
_____
理「三人共…どうかしたのか?」
碧「いやぁ…理鶯…実はよぉ…今日の昼飯は、Aがここの中華料理屋行きてぇって聞かなくて…。その…食材?は…また今度にしねぇか?」
入「丁度食事券は四枚ありますし、理鶯もあわせて皆で行きましょう!…ね??」
貴「私…今日しか横浜にいられないので!!!……ね???」
理「そうか……食材は保存がきく。今日だけ特別にその食事券の世話になるとしよう。」
よかった…。
三人で胸を撫で下ろす。
謎の絆が芽生えたな。
193人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひんやりだんご - お餅さん» うぉおおおお!!ありがとうございます!泣いて喜びます! (2019年9月17日 7時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
お餅 - うぉおおおお!!読んでいて凄いわくわくします!更新応援しています!! (2019年9月16日 19時) (レス) id: fb4e2fef35 (このIDを非表示/違反報告)
ひんやりだんご - 犬田さん» ありがとうございます!誤字脱字多々あるかと思いますが…応援してくれるとありがたいです!! (2019年9月15日 20時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - みんなとの絡み方がすごく好きです…!主人公ちゃんの問題を解決する姿がかっこいいです!!!シブヤではどうなるのか凄く楽しみです、更新応援してますね!! (2019年9月15日 10時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひんやりだんご | 作成日時:2019年9月1日 8時