33 ページ34
________
二人に無理矢理連れてこられた場所は、古びたビルの地下にある賭場。
まぁ…すなわちギャンブルをやるところ。
貴「うわ…暗い」
飴「どっこかなぁ…あ!!いたいた!」
夢「あれですね確実に。」
貴「あの人ですか…」
二人が指差す先には、一番大きなテーブルで悔しそうな表情をする男の人が。
あの人が帝統さんか。
男「んじゃ!負けた1000万…きっちり耳揃えて返してもらおうじゃねぇか。」
帝「…ちっ…」
ん?…1000万?
負けた?
貴「…なんかヤバいことになってません?」
飴「え?帝統はいつもあんな感じだよ?」
夢「そろそろ本当に臓器売買ですね。おいたわしや。」
え?え?仲間やないの?
心配しないの?
臓器売るの確定なの?
帝「くそっ…さすがにぱっと返せる額じゃねぇ…。」
男「おいおいおい…返せねぇってのかよ?始める前はあんだけ大口叩いてたくせになぁ!?」
帝「もう一回だ!!…次で…」
男「はぁ!?簡単に次とかいってんじゃねぇよ!」
おいおい。
こりゃ大変なことになってるな。
飴「どうするー?帝統忙しそうだし、Aちゃんの渋谷案内先にする?」
夢「…そうですね。」
いやいや…何言ってるんだこの人達は…。
貴「たっ…助けないんですか?」
飴「えー…だって僕お金持ってないし。」
夢「同じく小生もです。」
貴「うわぉ…。」
まじで二人とも助けないつもりだな…。
目がマジだ。
…仕方ない。
飴「え?…Aちゃん?」
貴「ちょっと行ってきます。」
不思議な顔をする二人に笑顔を残し、テーブルに近づく。
貴「待ってください。」
193人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひんやりだんご - お餅さん» うぉおおおお!!ありがとうございます!泣いて喜びます! (2019年9月17日 7時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
お餅 - うぉおおおお!!読んでいて凄いわくわくします!更新応援しています!! (2019年9月16日 19時) (レス) id: fb4e2fef35 (このIDを非表示/違反報告)
ひんやりだんご - 犬田さん» ありがとうございます!誤字脱字多々あるかと思いますが…応援してくれるとありがたいです!! (2019年9月15日 20時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - みんなとの絡み方がすごく好きです…!主人公ちゃんの問題を解決する姿がかっこいいです!!!シブヤではどうなるのか凄く楽しみです、更新応援してますね!! (2019年9月15日 10時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひんやりだんご | 作成日時:2019年9月1日 8時