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たどり着いた駅のホームで、冷たい風が吹き抜ける。

貴「まぁ、次があったら絶対帰らないけどね♪」

一「ははっ…そんときは萬屋で雇ってやるよ。」

貴「いいの!?」

一「おう!Aには、俺の決めた萬屋推薦条件が3つそろってる!」

いきなり顔をあげたかと思えば、元気に3本指をたてる。
よかった…いつもの一郎だ。

貴「なにそれ聞きたい!」

一「1つ目は、どんな依頼にも率先して全力で挑むこと!!…クレープの時は助かった!」

貴「おおーそれは勿論!お安いご用!」

一「2つ目は…俺の料理をうまそうに食べてくれること!」

貴「なるほど。それは自分でも完璧だと思う。」

一郎の料理はめっちゃ美味しかったから…これは誰でもクリアできる←



一「3つ目は…おっと、もう電車来ちまった。ほら、乗った乗った!」

貴「えぇ!?3つ目わぁ!?」

一「じゃあな!俺たちのこと忘れんなよ!会えてよかった!」

貴「っ私も!!…一郎大好き!!」

一「バッカ!!////そういう所だぞ!!!!あと、声が大きい!!」

貴「へへっ…。じゃあね!」

一「おう!」

電車の扉がしまり、一郎も私もお互いが見えなくなるまで手を振り続けた。



______________


深呼吸をして座席に座ると、少しだけ目を閉じる。


あの三兄弟がどこかで元気に生きていると思うだけで…これから私は、どんな辛いことも乗り越えられるだろう。

まぶたが重たくなり、新宿まで少しだけ寝ようかと考えたとき、突然スマホが光った。


あ…そういえば一郎とL○NE交換したんだっけ。

通知をタップしアプリをひらくと、案の定、絵文字やスタンプのない元気な文が画面いっぱいに広がった。

一郎萬屋推薦条件その3 二郎と三郎の喧嘩をとめられること!!! 実は、俺以外に怒られて二人が喧嘩やめたのAがはじめて!!

ふふっ…なんだそれ。


ちょっとだけ嬉しいじゃんか。

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設定タグ:ヒプノシスマイク , ヒプマイ , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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ひんやりだんご - お餅さん» うぉおおおお!!ありがとうございます!泣いて喜びます! (2019年9月17日 7時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
お餅 - うぉおおおお!!読んでいて凄いわくわくします!更新応援しています!! (2019年9月16日 19時) (レス) id: fb4e2fef35 (このIDを非表示/違反報告)
ひんやりだんご - 犬田さん» ありがとうございます!誤字脱字多々あるかと思いますが…応援してくれるとありがたいです!! (2019年9月15日 20時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - みんなとの絡み方がすごく好きです…!主人公ちゃんの問題を解決する姿がかっこいいです!!!シブヤではどうなるのか凄く楽しみです、更新応援してますね!! (2019年9月15日 10時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひんやりだんご | 作成日時:2019年9月1日 8時

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