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ご飯を食べて、一郎は洗濯物。二郎はお風呂場、私は三郎君と皿洗いの家事を担当することになった。
三「…僕の予想ですが…Aさんは妹さんか弟さんがいらっしゃいますよね?」
貴「うん!下に妹が一人。…もう随分会ってないけどね…どうして分かったの?」
三「その…僕や二郎の扱いがとても
慣れていると感じたもので…。」
貴「…そうかな?」
三「えぇ…それと…その…。」
急に手をとめてもじもじしだす三郎君。
貴「なぁに?何でも言ってよ!」
三「A…さんは…いっ…一兄の…」
貴「一郎の?」
三「かっかか彼女ですか??/////」
貴「……ん?」
今なんて?
その可愛い顔でなんて言った?
三「だから!一兄の…彼女さんでは…ありませんか?…と」
貴「なんでぇぇ!?なんでそうなんのさ!!私と一郎が?」
三「…じっ実は…さっき隣に回覧板をまわしてきたら、隣のおじさんが一兄とAさんが楽しそうにクレープを食べて歩いていた…と言っていたもので…。
それに!凄く楽しそうに会話されてるし…一兄がわざわざ家に呼んで女性にご飯作るのはじめてだし…強くて芯のある女性がタイプだって言ってましたし…。Aさん美人だし…////お似合いかと…。」
あぁ…そっか。
めっちゃカップルみたいなことしてたもんな。(家に入る前参照←)
そりゃ勘違いされるわ…。
貴「つ…付き合ってない!!」
三「…そうなんですか…」
貴「一郎は…小さい頃からの私の憧れなんだ。」
三「憧れ…?」
貴「TDDは、辛いときに私を支えてくれた…なんていうか…尊敬してるし、ずっとついていきたいなぁ…って存在。」
三「なるほど…ちょっと分かる気が…。」
貴「でしょ?そゆこと。……びっくりしたなぁもう!」
三「すみません…僕の勘違いで…」
貴「…一郎には、もっとお似合いの綺麗な女の人がいるよ。」
三「そうですかね…?」
貴「そうだよ。……一郎、今まで女の子と関わったことないの?」
三「…うーん…。家にあげたりはAさんがはじめてです。」
貴「そっか…あれだけ無防備なら…こっちが初恋奪っちゃうかも。」
意地悪な笑顔を見せる私に、三郎君は顔を真っ赤にして声をあらげる。
三「えぇ!?////ちょっとAさん!?」
かわいいな。中学生←
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ひんやりだんご - お餅さん» うぉおおおお!!ありがとうございます!泣いて喜びます! (2019年9月17日 7時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
お餅 - うぉおおおお!!読んでいて凄いわくわくします!更新応援しています!! (2019年9月16日 19時) (レス) id: fb4e2fef35 (このIDを非表示/違反報告)
ひんやりだんご - 犬田さん» ありがとうございます!誤字脱字多々あるかと思いますが…応援してくれるとありがたいです!! (2019年9月15日 20時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - みんなとの絡み方がすごく好きです…!主人公ちゃんの問題を解決する姿がかっこいいです!!!シブヤではどうなるのか凄く楽しみです、更新応援してますね!! (2019年9月15日 10時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひんやりだんご | 作成日時:2019年9月1日 8時