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一「いやぁ…Aすごい人気だったな!」
貴「一郎もさっすが有名人だよ!」
喋りながら、クレープの美味しさに頬を緩ませる。
一「………仕事はホステスって聞いたけど…やっぱこうゆうの慣れてんの?」
貴「まぁね…男女関係なく色んな人相手にするし。」
一「へぇ…。」
貴「一郎もホストとかやれば絶対人気でるのに…」
一「いやいや!!俺はむいてねーかな…それに弟達がいるし…」
貴「そうだよね。…一郎は、弟達のこと好き?」
一「おう!!さいっっこうにかわいいっ!」
貴「そっか…」
一郎の眩しい笑顔を見てふと考える。
私は…あの子を。
たった一人の妹を。
好きだと胸をはって言えるのだろうか。
一「そうだ!!よかったら家で夕飯食べてかね?」
貴「マジ!?」
一「ちなみに今日は俺特製の…」
貴「行きます!!」
一「はやっ!…弟達にもAのこと紹介してーし…よっし行くか!」
貴「おぉーー!」
__________
クレープを食べ終え、クリームついてるー…とカップルみたいなことをしているうちに山田家に到着←
一「ただいまーー!」
貴「おじゃましまーす」
「一兄!お帰りなさい!」
いそいそと玄関まででてきたのは、一郎とよく似た顔の男の子。
うっわ見分けつかんぞ。
…あぁ、黒子の数が違う!
一「おうただいま!A、三男の三郎だ!」
なるほど!三男でしたか!
キョトンとしている三郎君に、とりあえず深々とお辞儀。
貴「はじめまして!」
三「はじめまして…客人…ですか?」
一「あぁ、ちょっと訳ありでな。お茶いれてくれるか?」
三「はい!」
めっちゃ笑顔。
かわいいなおい。
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三「そうでしたか…中王区から…」
一「まぁ事情はそういうことだ。…それより。二郎はまだ帰ってきてないのか?」
一郎は、お茶を飲みながら横目で三郎君を見た。
一郎二郎三郎か…分かりやすい。
三「それが…前回のテストの点が悪く、赤点補習だそうです。」
一「まったく…。」
一&三「「はぁ……。」」
呆れ顔の二人があまりにもそっくりだったので、お茶菓子にのびた手がとまる。
直後、玄関からバタバタと音が聞こえ、扉をあけて帽子をかぶった男の子が。
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ひんやりだんご - お餅さん» うぉおおおお!!ありがとうございます!泣いて喜びます! (2019年9月17日 7時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
お餅 - うぉおおおお!!読んでいて凄いわくわくします!更新応援しています!! (2019年9月16日 19時) (レス) id: fb4e2fef35 (このIDを非表示/違反報告)
ひんやりだんご - 犬田さん» ありがとうございます!誤字脱字多々あるかと思いますが…応援してくれるとありがたいです!! (2019年9月15日 20時) (レス) id: 2d4f9d78c5 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - みんなとの絡み方がすごく好きです…!主人公ちゃんの問題を解決する姿がかっこいいです!!!シブヤではどうなるのか凄く楽しみです、更新応援してますね!! (2019年9月15日 10時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひんやりだんご | 作成日時:2019年9月1日 8時