中王区No.1ホステスは壁の外が見てみたいのさ！

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貴「…ストップです！」

観「へっ？」

貴「謝らなきゃいけないのはこっちの方なのに…」

観「えっ…」




貴「観音坂さんは何も悪くないです。…貴方が悲しい気持ちなら…なんだか私も悲しいな…」



秘技。

うるうる瞳&さりげない袖ひっぱり。





観「あっあの…えっと…////…家に泊まるんですよね…つっ次の駅でおりるので…」

貴「了解です！」




なんとか気を紛らすことができたみたいで、ほっと胸を撫で下ろす。

観「…Aって名前の子が泊まる…と送られてきたんですけど…念のためお聞きしますが、ひふみが勝手なことしたり迷惑かけたとか…では…」

貴「いえいえ！…実はですね…。」


_____


今までのことを話しながら電車をおりる。

観「えっ…ということは…Aさんは女性…で間違いないんですよね…？」

貴「えぇ。」

観「身長もそこまで俺と変わらないし…てっきり男性かと勘違いしてました…」

貴「昔から、よく間違われるんですよ！」

自分の短い髪の毛を触りながら、
自嘲気味に笑う。

観「…」

貴「どうかしました？」

観「いえ…あいつが…一二三が女性を家にいれるなんて…本当に夢みたいで…。」

貴「…ひふみはどんな女性でも怖がるんですかね？」

観「そうですね…大概は…あ、ここです！どうぞ。」


話をしていたら、
いつの間にか到着したみたいだ。

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