S.O.KISS【2】 ページ8
＿＿＿ガチャッ 「失礼します」
あ、来た。
「藤ヶ谷さんすみません…衣装一点、着丈を確認させてもらえますか？」
俺って本来綺麗な顔が好みなんだけど。
コイツは特に美人って訳じゃないけどな…
なんでだろう…
俺の物にしたくなる
「…？」
返答がない俺を上目遣いで覗き見る＿＿
は？何？
コイツわざとやってんの？(笑)
藤「…衣装ここで？」
「あ、はい…藤ヶ谷さんお時間無いと思うのでここで…」
藤「あー、まぁいいけど？」
マネ「じゃあ一旦出ますね」
マネージャーが席を外して扉が閉まった瞬間
＿＿＿＿ドンッ
無理やり壁に追いやってぐっと顔を近づける
藤「どういうつもりで来たの？またキスされに来た？」
「ちが…仕事で…」
藤「仕事？…わざとでしょ？
こんな時間にわざわざ来て二人っきりになるようにして」
「違うっ…本当に時間が……んっ…//」
そのまま彼女の唇を塞ぐ＿＿
「んっ…はぁ…ん」
口では�牋磴Ν瓩辰童世い覆�らそれでも俺を欲しがるみたいに応えるコイツが愛しくてしょうがない。
「…嫌っ…」
突然唇を離して少し顔を背ける＿＿
藤「…は？嫌なら最初から無理矢理避ければいいじゃん、しねぇくせに」
コイツの言動はいちいち俺を煽る
もう一度顔を近づけて、口づける＿＿
「んっ…//」
ほら、避けない。
少し激しめにキスをして完全に潤んだ彼女の目を見つめながら、俺はニヤッと意地悪に笑う
藤「ほら、早くしないとスタイリストさん。
着丈のチェック…するんですよね？」
「！！」
彼女は何か言いたそうな上目遣いでこっちを見つめながら、少しむくれたように「失礼しますっ」と俺に試作のジャケットを着せた
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作者名：えるみぃ | 作成日時：2014年9月7日 3時
