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Only One…【3】 ページ4

決して凄く凄く美人なわけではないし、スタイルが飛び抜けて良いわけでもない



むしろ仕事柄そういう人達には毎日のように会っているけど、こんな気持ちになったことはないのに…



なんだろう…

とにかく目が離せない…





A「あ…あの…大丈夫ですか?あの…」




ふと気がつくとその子の顔が目線の高さにあって、心配そうな顔で俺を見つめていた___




玉「!!あ、はい!!大丈夫!!ごめん」



どうやら俺は少しの間フリーズしてたようだった___




A「あ、よかった…それ、私のです」




玉「あ、君のなんだ!じゃあ落ちちゃったネックレスも君のだよね…?ごめん、探すから!」




そう言ってすぐに芝を手で探ってみたけど…
落ちたと思ったところを探しているけど見つからない。




玉「…あれ?ここか?…あ、こっち?」




懸命に探していると彼女はフッ…と軽い笑い声を漏らした




A「ありがとうございます、でも大丈夫ですよ?あのネックレス…そんなに気に入ってなかったので…」




彼女が立ち上がって、どこか切なく笑った





でも俺は完全に舞い上がっていて
彼女の言葉の裏側にある本当の気持ちには
全く気付いていなかった___





A「ほんと、しおりにして挟むくらいなんで(笑)」




玉「あ、そっか…ごめんね、それなら良かった!」





もう俺の中でネックレスの事は完全にどっかに飛んでいった(笑)














しばらく二人で芝に座って本の内容について話したりした。



でも正直俺はほとんど会話の内容が頭に入らない。









玉「あのさ…この本、読みかけ?」




突然自分でも意味のわからない言葉を彼女に放っていた。




A「いえ…何度も読み返してますけど…」



一瞬キョトンとした顔をして不思議そうな彼女





その顔が可愛くて、止まらなくなる






玉「ねぇ、この本貸して?」





A「…え?」





彼女の少し困ったような顔に気持ちを煽られながら、俺は必死に彼女との接点を持とうとしていた。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 玉森裕太 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:タレント
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作者名:えるみぃ | 作成日時:2014年9月7日 3時

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