やっと振り向いてくれた。【 juri Tanaka 】

相談 ページ7

翔太side



翔太｢で、相談って？｣


樹｢...あのさぁ｣



ただいま、放課後でカフェに来ております。



俺も部活ちょうど無かったし。



後輩から相談とかなかなかないじゃん？



俺だけないのかもしんないけど。




樹｢俺、Aの事好きって言ったじゃん？｣


翔太｢言ってたよね(笑)｣


樹｢...で、俺、そのぉ｣


翔太｢ん？｣


樹｢抱いてた女全て縁切った(ｺｿ)｣


翔太｢はぁ！！！｣


樹｢ちょっ、うるさいです！｣


翔太｢いや、は？｣


樹｢だから、Aの事好きだからこそ、こういうのもやめた方がいいともって｣



いや、凄くいいことなんだよ？


いい事なんだけどさ、特定の女作らなかったコイツが急にさぁ



樹｢俺！ギャル好きじゃないすか｣


翔太｢うん。｣


樹｢なのに、Aの事好きなんですよ？｣


確かにAはギャルじゃない。


樹｢運命じゃないすか！！｣


翔太｢いやいや、それは言い過ぎだろ。｣


樹｢え！｣

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