初めての手料理 ページ41
「え、これ作ったの?」
孝「へへーん、凄いだろ?笑」
目の前に置かれ料理に思わず目を丸くする
初めて作ったとは思えない綺麗なオムライス
櫻「俺も頑張った!」
孝「何ちゃっかり褒めてもらおうとしてんだよ!」
櫻「いーだろー!俺の嫁だぞっ」
孝「あーはいはい」
目の前で揉めてる2人微笑ましくて自然と頬が緩む
正直、料理してる時にキッチンから聞こえてきた声が不安なことばかりで
きちゃダメ!と言われたから行かなかったけど怖かった笑
***
孝『...え、みじん切りって包丁2本でやるんじゃないの
アタタタッ!みたいな』
櫻『いや1本だよ!1本で...ダダッて!』
孝『そんな変わんないじゃんww
ちょっと父さんやってみて』
櫻『いくよ?せいっ』
孝『うわそれ絶対違う!ストップ!!』
櫻『え?』
***
櫻『塩コショウ少々だって』
孝『少々なら入れる必要なくない?
だってケチャップご飯でしょ?』
櫻『チキンライスな
レシピ通りに作ろう、ほれちょっと入れて』
孝『ちょっとね......あっ』
櫻『...めっちゃ入ってんだけど』
孝『...えへ笑』
櫻『笑って誤魔化すな』
***
...うん、思い返すとやっぱり怖い
でもそんな会話をしていたとは思えないくらい完璧な見た目だった
「じゃぁ...いただきます」
孝「どう?」
不安そうな顔で覗き込んでくる孝輝
私は一口含み、ニッコリ微笑んだ
「美味しいよ^^」
孝「ほんと!?よかったぁ〜!」
櫻「よかったな孝輝笑」
孝「うんっ!」
凄く嬉しそうに笑う孝輝の頭を優しく撫でる孝宏さん
その後自分たちの分もよそい美味しそうに食べていた
孝輝なんか、天才かもなんて言ってヘラヘラしてたくらい笑
***
櫻「もう寝たよ」
「ん、そっか
1日頑張ってくれたもんね...疲れちゃったよね」
お揃いのタンブラーでお酒を飲みながら
隣に座った孝宏さんの肩に頭を乗せふぅっと息を吐く
櫻「ゆっくりできた?」
「うん、本当にありがとう
...孝宏さんも孝輝も大好き笑」
櫻「俺もだよ」
「...今日は特別」
櫻「んぅっ...」
初めて自分から噛みつくように口付ける
櫻「んっ......ふ...」
「んん...はぁ......っ」
唇を離したと同時にペロリと舐めれば
孝宏さんは頬を赤く染めた
櫻「おまっ...ばか...//」
「ふふ笑」
普段カッコいいしガンガン攻めてくるくせに
こっちからの不意打ちは弱いんだから...笑
605人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
課長封月X(プロフ) - 時差ありますが、一気読させていただきました!ほんとうにおもしろかったです!お疲れ様でした! (2022年4月4日 17時) (レス) @page50 id: 160d503e2f (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - ゆーさん» 最後までお付き合いいただきありがとうございました!大好きと言っていただけで嬉しいです(*'▽'*)番外編…上手くかけるかわかりませんが書いてみようと思います!ありがとうございます♪ (2021年1月13日 6時) (レス) id: 8997f8cc2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 楽しく最後まで読まさせて頂きました!大好きな作品です^^ もし宜しければ……馴れ初めなどを番外編として書いて頂けないでしょうか??ご検討下さると嬉しいです!今後の作品も楽しみにしております^^ (2021年1月12日 23時) (レス) id: 07bf1c4bca (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - minomasa551さん» うわー嬉しいですありがとうございます( ;∀;)そんな迷言あるんですか!?笑 知らなかったです…ご意見ありがとうございます♪ (2020年11月17日 6時) (レス) id: 7a46325135 (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - momoka0415223さん» 本当ですか!ありがとうございます♪わーたくさんあげていただけて嬉しいです( ;∀;)ぜひ参考にさせていただきますね♪ (2020年11月17日 6時) (レス) id: 7a46325135 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:momoiro | 作成日時:2020年11月15日 9時