11話 ページ11
「あ、みんな来てくれたんだね」
注文に伺うと、1年ズが来てくれてた。
「何食べる？」
「カルパッチョ！！！」
「うるさいから」
セベク出禁だよ、声がデカいからって理由で。
なんで喋るたびに心臓出そうに鳴んなきゃいけないの。
「プロテイン」
「あ、じゃあ僕も」
「ねぇよ」
なんで店に来てわざわざプロテイン飲もうとしてんだよ帰れ。
「もう食料結構限られてきたから妥協して」
今日はすごい繁盛だからごめん、と謝った。
だって私が可愛いから、予想を遥かに上回る集客だったらしい。私が可愛いから。
「えー、オススメは？」
「季節の貝殻と野菜の芯とヘタのメランジェ」
「美味そうだな！！」
「いや貝殻と野菜のヘタって生ゴミじゃん。」
今アズール先輩がサムさんのところに買い出しに行ったから。
ｲﾝｽﾄｫｫｫｫｫｯｯｯｸだからあそこ。
「最低だな、口コミだ口コミ！！」
ネット社会だなおい、これだから最近の若者は。
「カルパッチョ！！！」
「聞こえてるよ！！」
なんだ急に叫ばないでよビックリした、セベクがいる席ピンポン要らないよ絶対。
「あ、店員さん注文良いッスかー？レオナさん何食べます？」
「決めてから呼べよ」
結局来たのかよ第二王子、ソファで寝るな。
「じゃあ俺はオニオンリングで！」
「肉」
「えっと…サバナクローってお肉焼く？」
「お前食中毒舐めてんのか」
「焼きます、ごめんなさい」
そうですよね愚問でした、私が無知でした。
だってすごいワイルドじゃん、寮長クラスだしなんかこだわりあるのかなって。
「ったく…使えねぇ店員だな。パンツ見せろパンツ」
「死んでくださいお客様」
あんま私をいじめないでほしい。
「ご注文はオニオンリングとレオナさんのお肉でよろしいですか？」
「ほらジェイド先輩が来た。」
こうなるから。
「ジェイド先輩バーナーしまって。」
「すみません、僕の私物を覗き見ようなんて許せなくて」
「小エビちゃんのパンツ私物化すんな」
フロイド先輩の第一印象悪いけど今は私の中でヒーロー。
多分一番常識人な気がしてきた。
_
_
「やべーッスねオクタヴィネル」
「知ってる」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1970人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どーなつ - オクタヴィネルの会話が好きすぎる (8月9日 17時) (
レス) @page21 id: 9aa429e4c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - この流れで終るの面白いですね! (2023年3月10日 22時) (レス) @page41 id: 6719ad2600 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - 終わった、、。。 (2022年3月29日 19時) (レス) @page41 id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
白猫さん(プロフ) - 面白い、本当に面白い！！たくさん笑わせていただきました。ありがとうございます！ (2021年9月24日 23時) (レス) @page41 id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
てま - 1話でハーツラビュルのことハーツラビッシュって言ってんのまじでうける (2021年6月8日 22時) (レス) id: 40b8a4973a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：だむい
| 作成日時：2020年9月17日 2時
