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24話 ページ24

「柱稽古とかさ、私は一向に構わないけどさ、私に教えられる事とかないよ」



「なんでお前ここにいるわけ?」



「鳴柱稽古は最後から2番目だから。暇なの」






天元の横にて、疲弊で地面を舐めている隊士を見ていた。









「お前痣は?」


「出てないし出る気もしないよ」





まぁ、なんとかしなくちゃって思うけどさ。







死ぬと思うんだよね、本当。








「っつーか善逸はもう時透んとこ行ったぞ」


「嘘でしょ、すれ違い?」





惜しかった。それより私より体力無いは由々しき問題だぞ若手共。









「獪岳はいるかなー」





両手で輪っかを作って双眼鏡みたいに隊士を一人一人見てみるも、見当たらず。



優秀だしずっと先にいるのかなぁ







「誰?」


「弟。兄弟子なんだけど、私の弟だよ」




まぁ兄弟子って言ってもほとんど同じ時期に稽古付け始めて貰ったんだけどね。と



その時善逸は「運命の女の子見つけたから!」と一人で生きていくと私の元を去ったから知らない。








後日、善逸は借金を、私は頭を抱えて師範に土下座した。







「よくグレねぇよな、俺お前の弟だったらストレスで地味に死にそうだし」



「え、奇遇。私も天元が兄弟にいたら髪抜け落ちて死んでる」



「腹立つわぁ」









私は何年も屋敷に戻ってないから郵便受けが大変な事になっているらしい。




屋敷を清掃してくれた隠が引いていた。









「じゃあ私そろそろ行くね。おにぎりご馳走様」


「食い逃げかよ。」







お茶を一気に飲み干して、頬杖をつく天元に手を振った。









「地味な死に方すんなよ鳴柱」



「とりあえず痣出して死なないように頑張る…」









_








その痣が発現する気配すらしないんだけど。









_









「鳴柱、痣の発現を試みて死亡とか…」


「だっっっっせぇ」

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人間 - 鬼滅の刃の夢小説はあまり見ないんですけど号泣するほど良かったです。めちゃくちゃ泣いたし笑いました。良い作品をありがとうございました。 (5月9日 7時) (レス) @page50 id: ccbbdf314a (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*(プロフ) - 家の布団にうずくまってボロボロ泣きました。おまけで声出して笑いましたありがとうございます。 (5月5日 20時) (レス) @page50 id: 33ffb4296a (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - とっっても感動しました(;_;)めっちゃ泣きました。ハッピーエンドでほんとに良かったですぅぅぅぅぅぅ՞߹ - ߹՞こんな神作品をありがとうございます! (2月7日 15時) (レス) @page50 id: 440a20ffd9 (このIDを非表示/違反報告)
バター - 死んじゃったからBADENDだと思ったけど大切な人守って転生させてHappyENDなの好き🥹💗💗 (11月4日 17時) (レス) @page50 id: 71e3afebe3 (このIDを非表示/違反報告)
錫也(プロフ) - 死んだ=バッドエンドとか悲しい展開のお話じゃなくて、家族愛で友人愛で大切なものを守ろうとして戦う姿かっこよすぎて泣きながら小説読んでましたぁ……まだ止まりそうにもないですありがとうございます…… (8月25日 9時) (レス) @page50 id: 046abef528 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だむい | 作成日時:2020年5月16日 0時

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