【鬼滅の刃】むしろ清々しい。

15話 ページ15

「じゃあ良い？良いの？今から？ねぇやるよ！？」






「うるっせぇんだよさっきからお前やっぱ帰れ！！」


「是非！」






小芭内遅すぎませんか、鏑丸の速度に合わせて来てるとかそういう感じ？舐め腐ってるよ。









「30秒鬼の攻撃捌くから間合い詰めて首斬ってねぇ…」




鬼のお兄さんと妹さん距離あるから全部は捌けないかもしれないけどさぁ…









「血鬼術、跋扈跳梁」


「雷の呼吸 肆ノ型 遠雷…」




炭治郎が間合いを詰めて…、伊之助は、







いや、首はなんとかしてくれるから私は敵の攻撃を集中させて捌く…



やらなきゃ天元に首絞められる、頑張れ私。









「参ノ型 聚蚊成雷…早く斬ってくれませんかねぇ！！」



「やってるわ黙ってろうるせぇ女だな！！」







足場悪いし二人いるし、特にお兄さんの血鬼術もう一回使われたら私確実に死だよ、怖いよ上弦。









「血鬼術…」


「もうそれ嫌だ本当」





本当勘弁して、と草履を脱いでお兄さんに投げつけた。








「ヤケクソになって地味な新技開発すんなよ」


「こんな新技があってたまるか」




ただのヤケクソだわ、相手上弦だよ、怖いんだよ。









「っていうかツッコミしてないで集中しなよ音柱」


「くそ、お前に言われると腹立つ」







私は無一郎に一回の任務で20回くらい言われたから大丈夫。


集中しなよって。不甲斐なくて泣いた。









「よーし頑張ろ。陸ノ型 電轟雷轟…！」




首を斬るのよりね、フォローの方が大変なの。攻撃範囲が広がるし味方に気を使わなきゃいけないから。




こういうのは義勇の得意分野なんだよ。なんで私が呼ばれてる訳？









「ねぇ小芭内は？」




近場にいるはずの小芭内の遅延情報まだ？









「……斬った！」




その声を聞いて炭治郎のほうを見ると、上弦のお兄さんがどうも血鬼術を使ったようで。往生際悪すぎかて。









これはあれですね、確実に死ぬやつです。





高い位置から攻撃した私が着地すると同時に、血鬼術が炸裂した。









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出血大サービスってやつ。








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「後から参加だとしても良くやったな、たかが上弦の陸だがな。」


「お、小芭内…！」









「引っ付くな、たかがこれくらいで大仕事をした気でいるな」


「来るのおっっっっそ」



「黙れ首を絞めるぞ」


「やだ」

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