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14話 ページ14

それから数ヶ月が経過した。





相変わらずビビりながら任務へ行く日々、それは癸の隊士にも憐憫の目で見られる程。









「遊郭ニテ上弦ノ陸ト戦闘!」



「あれ、炭治郎の鴉…」







待って待って、まさかだけど…






「近クノ伊黒小芭内、我妻A、応援ニ向カエー!」


「言うと思ったよ。」








任務終わって泣きながら帰ってる私にそんな酷い仕打ちがよく出来たものだよ。







「小芭内と私、どっちが距離近い?」


「オ前」


「もう嫌」





それも嫌だけど鴉にお前呼びされる私ある意味凄いと思う。認知の仕方が違うって良いことだよ。









分かったよ今日死ねってことね、行くよ。









「天元…足を引っ張らないようにするからねぇ…」




ブワァッと溢れて来た涙を拭いながら屋根伝いに駆けて行った。









「花街が聞いてビックリ地獄絵図」



派手派手じゃん。









「天元いた…待って、腕は!?」



「来たか…!良いか、二人の鬼の首を一気に斬る」






いや、腕は?



あんた腕無いってどういうこと、それじゃあ私を守って戦えないじゃん。









「あ、姉ちゃん!え、何これ、なんで俺地獄にいるの?」





「伊之助、善逸の事殴って良いから眠らせて。」

「おう!」






「嘘だろこれ隊律違は」

「やってやったぜ!」







善逸は意識を失うとその力を発揮する事を発見したときはもう訳分からなさすぎて夕餉が牛鍋になった。









「小芭内が来るまでは頑張るから死んだら骨は拾ってよ…」



「おー、任せろ…」





正直、天元の方が無事じゃない。



まぁ、筋肉ダルマだし上限を斬る余力くらいはあるはず。








「私30秒も持たないよ…」



「30秒ありゃあ十分だ、派手に畳み掛けるぜお前ら!!」









_







加勢早々死にそう。








_









「っていうか弟が女装してる事実が受け止められないんですが!!」



「良いから集中しろよお前は!」

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*柑橘類*(プロフ) - 家の布団にうずくまってボロボロ泣きました。おまけで声出して笑いましたありがとうございます。 (5月5日 20時) (レス) @page50 id: 33ffb4296a (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - とっっても感動しました(;_;)めっちゃ泣きました。ハッピーエンドでほんとに良かったですぅぅぅぅぅぅ՞߹ - ߹՞こんな神作品をありがとうございます! (2月7日 15時) (レス) @page50 id: 440a20ffd9 (このIDを非表示/違反報告)
バター - 死んじゃったからBADENDだと思ったけど大切な人守って転生させてHappyENDなの好き🥹💗💗 (11月4日 17時) (レス) @page50 id: 71e3afebe3 (このIDを非表示/違反報告)
錫也(プロフ) - 死んだ=バッドエンドとか悲しい展開のお話じゃなくて、家族愛で友人愛で大切なものを守ろうとして戦う姿かっこよすぎて泣きながら小説読んでましたぁ……まだ止まりそうにもないですありがとうございます…… (8月25日 9時) (レス) @page50 id: 046abef528 (このIDを非表示/違反報告)
せりりん - 大体無惨戦で死んじゃう子はバッドエンドになるけどちゃんとハッピーエンドだったし泣きながらギャグに大爆笑するというカオスなことになりました!( 素敵な作品をありがとうございました!! (7月18日 22時) (レス) @page50 id: 6563dca116 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だむい | 作成日時:2020年5月16日 0時

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