22話 ページ22
「よーし、炭治郎も行ったし全員終わったな。」
「お疲れ様です天元様」
「ありがとうな雛鶴、まきを、須磨」
俺のところは全隊士がクリアし、ひと段落ついた。
Aの柔軟を見て爆笑する事が出来なかったのが非常に残念だったがまぁ良いだろう。
「伊黒んとこでも行くかなー」
Aから手紙が届いて、甘露寺の地獄の柔軟を合格し、今は伊黒邸にいるとのこと。
「よし、行ってくるわ!」
「行ってらっしゃ〜い」
嫁に見送られ、俺は伊黒邸へ乗り込むことに。
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「A、そこで引くな。」
「はい!」
ちなみに、Aが伊黒にいびられる心配はしていない。
「だが良くなってきているな。おこしをやる。」
「やったぁ、ありがとうございます!」
だって伊黒、Aにゲロ甘だしな。
柱の目に見える差別に俺の胃は限界を迎えている、大丈夫か鬼殺隊。
「それに前より呼吸維持が続いているようだな。」
「宇髄さんのところで肺を鍛えましたし、無一郎君に体力が長持ちする動きを教えてもらったんです」
あと伊之助とずっと勝負してたら体力ついて、と笑うA。伊之助と善逸とは逸れたんだな。
「あと今思ったんですけどこの処刑場みたいなつくりはなんですか?」
いや気付くの遅過ぎるだろ今まで何してたお前。
「あぁ、Aが気にすることはない。それより時透とは進展したか」
おいその親のような眼差しやめろ蛇野郎。俺のポジションだぞ。(嫉妬)
「よー!伊黒、A!邪魔するぜ」
「邪魔するなら帰れ。」
「挨拶だわ」
派手に捻くれてんな。
「そんなことよりA、休まなくて平気か。」
「大丈夫です、続きお願いします」
そんなこと扱いの俺、全力でグレたい。
差別だ差別、伊黒と時透は特にそれに長けてやがるんだよ。
「あ、宇髄さんも一緒に打ち合いします?」
「しねぇよ何に気を使ってんだお前」
「稽古しないなら帰れ宇髄」
「きんつばあるぞ、そんなこと言うならやらねーぞ」
袋を小指にかけてぶら下げると、伊黒はそっぽ向いた。
「要らん。」
「………食べたいです」
「貰おう、ゆっくりして行け。」
俺は時透のところで(差別に)慣れてるけど、張り付けにされてる隊士意識飛んでるぞ。
鬼畜の蛇柱、謎の親バカって。
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べにてゃ - スゥー好きです🫶 (4月29日 14時) (レス) @page50 id: 3804c55305 (このIDを非表示/違反報告)
ありす - ほんとに情緒不安定っす…。泣きました、めっちゃよかった。こんな素敵な作品作ってくれてありがとうございます! (2月28日 18時) (レス) id: d48b66107c (このIDを非表示/違反報告)
めんぼー(プロフ) - もうガチ好き。愛してるレベルで好き。神か?これは神なのか? (11月18日 23時) (レス) @page50 id: a4d4cab34b (このIDを非表示/違反報告)
りず - ほんとすきこのしょうせつ。にやにやしすぎたわ…!もう最高!前世のの話してるシーンとかとくに! (11月18日 22時) (レス) @page50 id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
せりりん - ギャグ要素もありながらキュンキュンするし感動するし感情の起伏が激しすぎて肝臓がやられちゃいました(?) 完結おめでとうございます、そして素敵な作品をありがとうございました! (7月18日 20時) (レス) @page50 id: 6563dca116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だむい | 作成日時:2020年4月22日 23時