26話 ページ26
「あ、甘露寺さんお代わり来ましたよ」
「ありがとう！とっても美味しいわね！」
「そうですね」
美味しそうに食べる甘露寺さんが好きで、私はお茶を飲みながら彼女を見ていた。
ちなみに炭治郎君も一緒。
「さっきの男は不死川玄弥っていう俺の同期でした！」
「不死川さんの弟でしょ？でも彼、弟はいないって言っていたの。仲悪いのかしら…切ないわね」
私はそんな会話を片耳に、おにぎりを握っていた。
炭治郎君曰く玄弥君は何も食べていないらしい。
こんなに美味しい松茸ご飯を食べないのは勿体無い…
「Aちゃん、私はそろそろ此処を出るわね」
「そうなんですか…？」
「えぇ、炭治郎君、Aちゃんと仲良くしてあげてね！」
なんだか本当のお姉ちゃんみたいだわー！と照れている甘露寺さん。
「何から何まで、本当にありがとうございました。」
「いいえ！そういえばね、Aちゃん」
私さっき見つけちゃったんだけどね、と耳元に屈む甘露寺さんに、私も少し彼女に寄った。
「間違ってたらごめんなさい、私さっき無一郎君を見かけた気がしたの。」
本当に遠くの人影を見ただけだから…、と言われたが、その一言は…
「そう…ですか…」
「A！顔が真っ赤だ！」
ダメだ、私に熱を帯びさせるには十分すぎる言葉で。
「じゃあね、Aちゃん。また会いましょう」
生きて、また会いましょう。と言われて、私は強く頷いた。
屋敷の外まで甘露寺さんを見送った。寂しくなるな…。
それと、ここに無一郎君がいるかもしれないって…
「うぁぁぁぁ…私玄弥君におにぎり渡してくる」
「大丈夫か？熱なんじゃないか？」
「お風呂上がりでちょっと暑いだけ！」
私はおにぎりを乗せたお皿を持って速足に里の人に案内してもらって声をかけに行ったが、不在。
せっかく握ったのに…
ちょっとムスッとしながら炭治郎君の元へ戻った。
「いなかったー」
「そうか…、」
それから、私たちはお互いの事を色々話して仲良くなった。
___
_
(俺より年下！？)
(鬼の妹！？)
(階級乙！？)
(上弦と戦ったの！？)
お互いビックリの連続で、なかなか眠りにつけなかった。
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ジャンとアニの守り隊 - 久しぶりに鬼滅夢小説見たら面白くて宿題やらずに読んでしまった泣…神作品✨ (2月27日 23時) (
レス) @page46 id: 3aa9af30d4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 天才作者様だ (6月15日 17時) (レス) @page30 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - 深夜に見つけて読了したのがAM3:21！運命をかんじました！！そして苦しくて涙が出過ぎてただ今枯れてます😭めちゃめちゃ感動です…素敵な物語から幸せを頂きました！ご馳走様！ありがとうございました〜！！ (5月16日 3時) (レス) @page46 id: 2d06e4d39c (このIDを非表示/違反報告)
8190506(プロフ) - めちゃくちゃ感動しました…！一晩で書き上げてしまったと聞いて本当に驚きました…。でもそれを感じさせないほど素敵な作品でした…！ (2022年4月2日 22時) (レス) @page46 id: 5a5b1fad70 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki0708(プロフ) - しっかり泣きました！最高です (2021年10月16日 19時) (レス) @page46 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だむい
| 作成日時：2020年3月31日 8時
