12話 ページ12
「では別室で羽の処置をしますので、少し待っていてください。血がついているので上の衣類は預かりますね。」
「どうも」
ドアの外でアオイさんと無一郎君の声がして、私が振り返るのと同時に扉が開いた。
「あ、と、うぁああぁあぁ！？」
ガタッと壁に頭をぶつけて悶絶する。
「一人で何してるの…」
「上着はどうしたんですか…」
「銀子の血が付いてるから洗ってもらってる。」
銀子のだけだと思ったら一緒にお風呂入ったんですね…。
「何か着てください…」
「何もないし」
男なんだから良いでしょ。と気に留める様子もなくベッドに腰掛け水を飲む無一郎君。
うわぁぁぁ身体引き締まってる…。隊服が大きいからあんまり分からなかったけど…
「夕飯何食べよっか」
天丼屋さん行く気だったけどよく考えたらAはお昼に食べたんだよね、と
「む、無一郎君の好きなもので良いよ…」
数秒してハッとする。
「とととと時透様ぁ！！」
「そんな死を目睫としたような表情しなくて良いから。」
申し訳ございません、とベッドの上で土下座した。
「良いよ、僕も名前で呼んでるし。」
「無一郎君…」
「それに、Aにそう呼ばれるの嫌じゃないんだよね」
可笑しいな、今朝会ったのに。と首を傾げる無一郎君に、そうですね。と私も相槌を打った。
「あれ、日輪刀折れてるの？」
「はい…後日刀鍛冶を訪ねようと思います」
「……どんな破天荒な戦いしたらこうなるの」
刀身は僅か三寸程にも満たないし、攻防戦が続いた為、柄の部分にも傷がついている。
「善処します…」
「今度見てあげるよ」
「え？」
「体の使い方に問題があるんでしょ、刀に頼りすぎなんだよ」
「あ、ありがとうございます」
あなたは、やっぱりとても優しい。
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ジャンとアニの守り隊 - 久しぶりに鬼滅夢小説見たら面白くて宿題やらずに読んでしまった泣…神作品✨ (2月27日 23時) (
レス) @page46 id: 3aa9af30d4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 天才作者様だ (6月15日 17時) (レス) @page30 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - 深夜に見つけて読了したのがAM3:21！運命をかんじました！！そして苦しくて涙が出過ぎてただ今枯れてます😭めちゃめちゃ感動です…素敵な物語から幸せを頂きました！ご馳走様！ありがとうございました〜！！ (5月16日 3時) (レス) @page46 id: 2d06e4d39c (このIDを非表示/違反報告)
8190506(プロフ) - めちゃくちゃ感動しました…！一晩で書き上げてしまったと聞いて本当に驚きました…。でもそれを感じさせないほど素敵な作品でした…！ (2022年4月2日 22時) (レス) @page46 id: 5a5b1fad70 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki0708(プロフ) - しっかり泣きました！最高です (2021年10月16日 19時) (レス) @page46 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だむい
| 作成日時：2020年3月31日 8時
