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「おや、盗み聞きとは、お前も良い趣味してるね。」





「アホか。

睡眠の邪魔しやがって。」




『…っ、あの』

「お前は黙ってろ。」



むぐ、と口を塞がれる。






「おそ松、いい加減素直になったらどうだ?」

「余計な世話掛かるんじゃねぇ。


失せろ。
これ以上余計な事喋ったら、消し炭にするぞ。」




「生憎だけど、炭になるのは御免かな。
お前の機嫌が悪くならないうちに、お暇させて頂くよ。」






呆れたような顔をしながら、2人は立ち上がる。


『あ、あの。
さっきの話の続きは……!?』






「すまないA、
…続きは今度、俺と2人っきりでな。」


「馬鹿な事言ってんじゃないよカラ松。」





襖が閉まると共に、静まり返る室内。





『………。』



「………。」









…………さてと、

私も逃げるとしよう。






離れようとすると胸倉を掴まれる。




「…お前、何を吹き込まれた。」
『…っ、別に何も聞いてませんよ。


っていうか、貴方こそ私の知らない所で
何を言いふらしているんですか。』



「…はッ、…さぁな。」





まるで何かを知ってるかのように嘲笑する彼に、
少々イラッとする。


……うわぁぁ…、めちゃくちゃ気になる…っ。









「で?
俺の嫁になる覚悟は出来たのか?」


『…まだです。』

「チッ、…往生際の悪い奴だな。
お前に拒否権は無ェんだよ。」









『…っ私にだって、
結婚する相手を選ぶ権利はあります…!』




「…は?
おいテメェ、この期に及んで他の結婚相手なんか
作りやがったのか。」

『あーもう、だから違いますってば!!』





仮に結婚をしたとしても、


ロクな夫婦にならない気がしてきた。

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緑の白猫 - rフラグの限界を試す語彙力。 (2021年4月19日 20時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - 兄様、最高すぎです。 (2019年9月13日 23時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
Rit(プロフ) - あまもさん» にゃー。 (2019年9月13日 22時) (レス) id: ad53a4c674 (このIDを非表示/違反報告)
あまも(プロフ) - 猫ktkr (2019年9月13日 21時) (レス) id: 6a329060ea (このIDを非表示/違反報告)
ただの通行人(プロフ) - 結婚式か。良き良き……是非呼んで下さいな。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 535205595b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rit | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年3月7日 9時

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