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______あの後、


おそ松様の“ちょっかい”は、3時間にも渡って
繰り広げられていた。







我が主ながら、驚異的なしぶとさである。

とにかく、課題を終わらせたかった私は、
今回こそ心を鬼にして無視を決め込んでいた。




私が構ってくれない事に、
おそ松様は散々駄々をこねたが、



時間が経つにつれ、口数が減り







「………。」




ついに、彼は全く喋らなくなっていた。




私に甘えた声をかける訳でも無く、
身体の至る所に触れることも無く。






部屋の隅っこにちょこんと座り込み、
何処から持ち出したのか、



枕を抱きしめていた。









……子供かよ。





『……あの、おそ松様…。
…課題、終わったんですけど…。』





「……。」




応答は無い。


不貞腐れた顔をしたまま、
つーん、と目を逸らされる。









……拗ねてるんだ。



『……おそ松様…?』

「……。」


『…えーっと….、』






……完全に私が悪いパティーンですよねー…、コレ。





どう言い訳しようか、
頭の中では軽くプチパニックが起きていた。



『…おそ松様、…構ってあげますよ?』

「……もういい。」




『…あの、』


「…Aなんか大嫌い。」





グサッ、


とでも言いそうなくらいに、
彼の辛辣な言葉が胸に刺さる。



…相当怒ってるみたいだ。









『ぁ…その、…』

「どうせ、俺の事なんかどうでも良いんだろ…っ?



だったら、俺なんか捨てて

どっか行っちまえよ!!」






凄まじい剣幕で枕を
顔面目掛けて投げつけられる。








……いよいよ事態が面倒な事になって来た…。

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緑の白猫 - rフラグの限界を試す語彙力。 (2021年4月19日 20時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - 兄様、最高すぎです。 (2019年9月13日 23時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
Rit(プロフ) - あまもさん» にゃー。 (2019年9月13日 22時) (レス) id: ad53a4c674 (このIDを非表示/違反報告)
あまも(プロフ) - 猫ktkr (2019年9月13日 21時) (レス) id: 6a329060ea (このIDを非表示/違反報告)
ただの通行人(プロフ) - 結婚式か。良き良き……是非呼んで下さいな。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 535205595b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rit | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年3月7日 9時

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