ランプの魔法はいかが？【４】

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クロウリー「今までの連続障害事件は君たちがやっていたということで間違いありませんね?」


レオナ「……………………嗚呼、そうだ」



クロウリー「分かりました。ではまず、君たちサバナクロー寮は今回の大会を失格とします

そして今後の処分については、被害者のみなさんと話し合った上で決定します。いいですね?」


レオナ「………分かった」



レオナ先輩は素直に失格することを受け入れるが



リドル「学園長、待ってください」


クロウリー「ローズハート君?それに………みなさんは、たしか」


リドル「はい。彼らは今回の事件の被害者です」



その言葉にリドルが挙手する、その後ろには今回の事件の被害者達が揃っていた
トレイが学園長の前に出る



トレイ「学園長、俺達被害者全員からお願いがあります

今回の大会、どうかサバナクロー寮を失格にせず出場させてくれませんか」



クロウリー「なんですって?

つまり……彼らを"許す"と?」



ラギー「アンタたち………」


ジャミル「いいや、許すわけじゃない」



トレイ「サバナクロー寮に欠場されると、気兼ねなく仕返しできないからな」


ニヤリとトレイがヴィランのように笑うとサバナクロー寮はその予想外の言葉に驚く


ラギー「え、えぇっ!?」

ジャック「仕返しだと!?」


リドル「学園内で魔法による私闘は禁止されているからね」

トレイ「マジカルシフトなら、れっきとしたスポーツだろ?
ただし………別名「魔法力を全開で戦うフィールドの格闘技」だけどな」


『……トレイ、お前そんな悪い顔できたのかよ』


トレイ「おいおい、それは褒め言葉か?」

『そりゃあ勿論褒め言葉だろ』



「嗚呼、お前達に一発お見舞いしねぇと気がすまねぇ!」

「いざ決闘だ!手袋を拾いたまえ!」



ジャミル「何があったかは知らないが、サバナクロー寮生のほうが俺達よりボロボロみたいだしな」


トレイ「犯人が分かった以上、むしろ俺達が恨みを晴らすのにマジフト大会は好都合、ってこと」


ケイト「レオナ君、前に自分で言ってたじゃん?試合中の攻撃は校則違反じゃないって」


リドル「伝統ある競技で私怨を晴らすだなんて普段なら首をはねてしまいたいところだけど……トレイ達がどうしてもというからね。今回だけは目を瞑ろう」



流石この学校にいる生徒だ。事件が解決したからって一筋ではいかないよな



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A君の前髪はシースルーバングですね!


質問ありがとうございました！

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