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『アンタ、何をしようと……』
レオナ「それ以上こっちに干渉するなら、賢いお前なら分かってるな?」
『…………』
何とも言えない、そんな感情が渦巻く中俺は黙るしかなかった。たしかに他所の問題に関わるべきではなかったかもしれない、でも何かあってからは遅い
レオナ先輩そんな事にお構いなしに俺の横を通り過ぎて行く
ｶﾞﾘｯ!!
『い"っ……!?』
項に鋭い痛みが走り、反射的に前へ逃げ痛みが走った項に手を当てるとヌルッとした感触がし手を見てみると
血がついていた。油断した、犯人は一人しかいない
『……人間なら死んでたかもしれませんよ』
レオナ「別にいいじゃねぇか、お前は頑丈だろ」
『そりゃまぁ……
てかこれ治っても跡残るじゃねぇか、俺明日学校あるんすよ??』
レオナ「あ？残すために強く噛んだんだろーが考えろ」
『反省の色』
血はすぐに止まったが、窓ガラスを見る限り噛み跡がくっきりと残っていてしばらく消えそうにもない。魔神族は治癒能力が高いとはいえこういった軽い内出血のようなものは身体が気づかないのか治りにくい
どうやって隠そうか考えてるとレオナ先輩が噛み跡を触ってきた
レオナ「いい感じについてるじゃねぇか、隠すんじゃねえぞ」
『いや隠すわ、男がこんなんつけてたらヤバいだろ』
レオナ「言っとくが、番にする事諦めたわけじゃねーからな」
『……諦めろよ』
今度の今度こそ立ち去った事を確認し、俺もスカラビアへ帰った。運がいいのか分からないがカリムやジャミルと出くわさなかったのが唯一救いだ
姉貴達やヴィル先輩から送られてきた使う機会の無かったファンデーションが残っていないか少し探してみる
『!合った、これでなんとかやり過ごせそうだ』
手鏡を取り出し改めて跡を見てみると項にまるで俺のモノと言わんばかりにハッキリ残っていて今になって恥ずかしくなってしまいすぐ手鏡をしまった
『あの人……いや、あの猫は何考えて……!!』
考えれば考えるほど意味が分からない、俺は姉さんの事しか眼中にないって言ったはずなのに……
俺を番?いや駄目だろ!!世間的に考えても!!仮にも()王子だって自覚あるのか!?今すぐ卒業していい人見つけて国で式を上げなさい!!!!
純粋な力はあっちもあるし戦えばどっちが勝つなんて分からない、ましてや抑え込まれたりでもされれば……
『次油断したら……っ』
本当に喰われる、そう思った
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ニノな(プロフ) - 主人公とツイステキャラのイチャイチャをもっと見たいです (5月8日 13時) (
レス) @page38 id: 6b45914fd3 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - タグッチさん» ありがとうございます！ (2022年8月3日 14時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
タグッチ - maichametamtamさん» まだ書けなかったリクエストあるので、検討してみます(#^^#)コメントありがとうございます (2022年8月3日 13時) (レス) id: b99e2960f9 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 妖怪学園Yの番外編を作ってください！お願いします！ (2022年8月1日 15時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 素敵なあ作品ありがとうございます。質問なんですけど、主人公の前髪ってどんな感じの髪ですか？ (2022年4月1日 20時) (レス) id: bc0b4f3e27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タグッチ | 作成日時：2021年12月15日 22時
