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明日に備えてもう寝ようとまぶたを閉じれば小屋の扉が開く音がしてハッと意識が覚めた
??「……なんだ、先客か?」
『……誰ですか?』
??「それは僕の台詞だ、お前こそ何者だ」
目の前には背が高く、頭には立派な角が生えていて色白で黒いローブが肌色によく映えていてすごく綺麗な人、いや……妖精?
でも年上だってのは確実だ
??「この小屋はリリアが所有していたはずだ、まさか……泥坊か?」
『いえ、俺はそのリリアさんに泊まらさせてもらっている身ですので……』
泥坊という単語が出た瞬間辺りの空気が一気に冷えたからすぐに弁解した。怒らせたら絶対ヤバい、この人()
??「!……そうか、お前がリリアが言っていた魔神の子だな。
独りで静かに過ごせる場所の一つとして気にいっていたのだがな……先客がいるのなら仕方がない」
と、さっきの圧たっぷりの表情とは相反し、シュンと分かりやすく子犬みたいに悲しむ顔をする………ギャップ可愛い←
『所で、あなたは誰ですか?』
そう問いかければギョッと俺をありえないみたいな目で見る、何か俺変な事言ったか?
??「僕の事を知らないのか?……本当に?」
『俺に世間についてはわかでして、……もしかしてかなりの有名人なんですか?』
ヴィルさんみたいなスーパーモデルか?それとも……レオナさんみたいな王族?なんか最近大物にばっかり会ってたせいで感覚がおかしくなった()
??「有名人?……あながち間違ってはいないな」
『名前は?俺はA・アルバートです』
??「A、……なるほど、覚えた
僕は名乗らないでおこう、僕の正体に知ってしまえば肌に霜が降りる心地がするだろう」
『俺そんなに怖がりじゃありませんよ
逆に味わってみたいですね。肌に霜が降りる感覚』
ニヤリと笑って見せば、またまたびっくりした表情をしたと思えば今度は肩を震え出した。意外と忙しいなこの人
??「ﾌｯ………ふふふハハハハ!霜が降りる感覚を味わってみたい?世間知らずにも程があるな。
本当に恐れを知らないと見える、この数十年間お前の様な奴に会うのは始めてだ」
にわかだからってそんなに笑うか?普通
世間知らずで悪かったなと言いたいところだが笑ってるところを何となく邪魔したくないから見ていることにした()
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maiyui - 初めまして、この小説を読んでいたらすごく自分と正反対で"自分って無能だな"と思いました！作者さんこれからもたくさん書いてください！待ってます (2021年7月19日 21時) (
レス) id: 243c2e39e6 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 初コメ失礼します！面白すぎて一瞬で読んでしまいました笑更新頑張ってください！応援しています！！ (2021年7月19日 1時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
倒したを倒した - 夢主は受けですか？?受けですよね？?(攻めでも良い派) (2021年7月16日 22時) (レス) id: b75236f17d (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - すみません、茨の谷のお話なのですが、男主くんが１つ目のお話で名乗っているのに４つ目のお話でも名乗って、リリアさんが同じ反応をしてしまっています......。お話いつも楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください、応援してます。 (2021年7月12日 23時) (レス) id: 2995464ce6 (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2021年7月5日 6時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タグッチ | 作成日時：2021年6月25日 23時
