24 (紬 side) ページ25
.
丞「おい、起きろ!」
紬「んぅ…どうしたの?」
丞「いいから早く来い、Aが居なくなったんだ
リビングに手紙が、っておい!!」
いなくなった?!
何で、どうして…
俺は、勢いよくリビングのドアを開けた
劇団員の全員が…いや、シトロンくん以外が
集まっていた
紬「Aさんは?!
どこに行ったんですか!
探さないと!みんな、何してるんですか!!」
東「落ち着いて、紬
ほら、こっちに来て座って?」
丞と東さんに、ソファに座らされて
一旦、深呼吸をした
監督が、ゆっくりと近づいてきて
手紙を渡された
い「紬さん…これ」
手紙を開くと、まだ綺麗とは言えない文字で
そして、平仮名だらけの日本語で書かれていた
〜 みなさんえ 〜
わたしは、みなさんが とってもすきです
やさしくて、かっこいいくて、がんばっていて
きれいで、わたしの あこがれです
だから、わたしも みなさんみたいに
かっこいい、なりたいです
だから、ザフラにかえります
やるべきことを、やります
そしたら、ありがとうをいうために
かえってきます
ともだちに、なってくれて ありがとうでした
〜 A・エルマーナス 〜
紬「まだ…まだ俺は何も」
丞「落ち着け、帰ってくるって書いてあるだろ?
信じて、待とう…な?」
信じて待つことしか、出来ないのか
.
39人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シトロン(プロフ) - 藤李さん» コメントありがとうございます!読んでもらえて、とってもうれしいです^_^ (2020年3月28日 17時) (レス) id: 99f8d835d1 (このIDを非表示/違反報告)
藤李 - とっても面白かったです!続きが出るの楽しみにしてます! (2020年3月28日 10時) (レス) id: b71c5bc041 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シトロン | 作成日時:2020年3月2日 13時