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翌朝、私はいつも通りに洗濯と掃除をして
MANKAI 寮を出た
リビングの机の上に、手紙を残して
手に持ったのは、パスポートと財布
そして、紅茶の入った袋だけ
〜2日後〜
『ただいま』
侍女「お、お嬢様?!
なぜ、戻ってきたのですか
目的は、達成されたのですか?」
『いいえ、でも達成させるために来たのよ
しばらく身を隠せる場所はあるかしら
3日程度でいいの』
Aの瞳には、諦めや投げ出した暗い色ではなく
覚悟を決めて日本に行ったあの日を上回る程に
輝いていた
侍女「もし、お嫌でなければ私の部屋をお使いください
私と数人の使用人は、他の使用人よりは良い部屋を頂いております
簡素ではございますが、身は隠せます」
『助かるわ、本当にありがとう
あと、いくつか頼まれてくれるかしら』
侍女「なんでも、お申し付けください
私も、覚悟はできています」
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シトロン(プロフ) - 藤李さん» コメントありがとうございます!読んでもらえて、とってもうれしいです^_^ (2020年3月28日 17時) (レス) id: 99f8d835d1 (このIDを非表示/違反報告)
藤李 - とっても面白かったです!続きが出るの楽しみにしてます! (2020年3月28日 10時) (レス) id: b71c5bc041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シトロン | 作成日時:2020年3月2日 13時