えっとライバルですけど……???4【wrwrd!】 (ページ26)

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変化ページ26

大学に入学した
3年たち。

sho「……」

あれからシャオちゃんは

元気な様子が見られなくなった。

kn「シャオロン、どうする」

今はシッマに

早退するかどうかを問われていた。

私が死んでからというもの

体調が悪化する一方らしい。

sho「……ごめん、早退する」

kn「早退な、分かった。」

シッマも随分と

あの騒がしかった声が

静かになった

なにより、

感情が籠らなくなって、

本当に心無くなったなって感じ。

rb「…無理せんくてええから。」

sho「うん」

zm「先生には伝えておくから、はよ帰りーや」

ゾムとロボロもだいぶ変わった。

ゾムは、

確かに食害はまだあるけど

人に優しくする気持ちは

もう1倍増えたし、

前より食べる量が少なくなって。

体重も減ったらしい。

ロボロは

何もかもどうでも良くなって、

こいつも本当に

心が無くなったみたい。

rb「俺、あそこで告白しときゃ良かった」

zm「……お前、ここで言うか？俺とシッマもあいつのこと好きやってん。分かるやろ…」

kn「せやぞ。」

rb「それを承知の上で後悔したことを呟いてんねん。」

zm「屋上行けし」

kn「せやぞ」

rb「批判ばっかすんなし。そしてコネさんは同じ言葉しか喋らんくなるのやめろ」

こんな会話。

昔ならもっと

大盛り上がりだったんだろうな。

＿＿

rb「俺、あそこで告白しときゃ良かった」

zm「は、お前!!ここで言うか！？俺とシッマもあいつのこと好きやってんぞ!!分かるやろ！？」

kn「せやぞ！こっちの気持ちも考えろや!!」

rb「それを承知の上で後悔したことを呟いてんねん!!」

zm「屋上行けし!!ここで呟くな!!」

kn「せやぞ!!」

rb「批判ばっかすんな!!そしてコネさんは同じ言葉しか喋らんくなるのやめろ!!もっと喋れ!!達者な口はどこにやったん！？」

＿＿

って。

『(なんだか懐かしいな)』

まだそんなに経ってないのに。

私も後悔ばっかりだ。

『来世は健康で生きていきたいなあ』

私の独り言は

生きている人達に

聞こえやしないだろう。

『さぁて、次はどこへいこうか』

私という存在はもうないけれど。