変わった ページ22
pe side
Aが
俺達の目の前から消えて
3ヶ月が経つ。
3年生は大学に向けて勉強。
でも俺は推薦で
大学に受かったため
みんなが勉強をしていても
俺は特にない。
トラゾーもそうだ。
でも、昔のように元気がある。
とは言えない。
あの日からトラゾーは
少し元気がない。
俺だってそうだ。
pe「トラゾー、帰ろう」
tn「うん」
前だったら
満面の笑みで元気よく
返してくれたのに
今は死んだ魚の目で
どこかを見つめて
返事を返されるだけだ。
クロノアさんは
kr「おかえり」
少し。
どこかがおかしい。
少し狂っている。
そんな感じだった。
死神くんは
変わらないけど
昔のように
ゲラゲラと笑うことがなくなった。
si「ぺいんとさw面白いですねw」
そして少し目を離せば
泣きそうな目で
Aの写真を見てる。
pe「…ほら、お前ら!墓参り行くぞ！」
kr「そうだね」
tr「いこう」
si「今日は道間違えないでくださいね！」
pe「間違えねぇわ!!」
俺らの"ルームシェア"も
2ヶ月が経とうとしている。
ウィリアムとレイアは二人で
仲良くすごしてるだろうか。
今度顔を出そう。
ずっと歩いていけば
立派な墓がある。
pe「A、来たよ」
kr「お邪魔するね」
tr「何話す？」
si「あ！僕話すことあるんですよ！聞いてください！」
みんな、
Aの墓参りの時が
一番楽しそうだった。
墓参りの時は
『ふふっ』
Aが
"目の前"にいてくれるから
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葵羽/きう(プロフ) - ぽんさん» ご報告ありがとうございます。今後このようがないように気をつけます。 (2021年3月20日 23時) (
レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵羽/きう | 作成日時：2021年3月20日 23時
