えっとライバルですけど……???4【wrwrd!】 (ページ20)

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確信したページ20

あれから

私は確実に死んだのだと

確信した。

『……』

兄さんやレイアは校長に伝えて

シャオちゃんにも話したようだった。

いや、まず全体に話された。

「A様ｯｯｯ」

「あの方が何故…」

みんながいっせいに言ったのは

この二言が多かっただろう。

sho「…ｯｯｯ」

全校集会で校長が伝えた時

シャオちゃんは

"昔"のように

退出した。

sho「……ｯあ"あ"ぁ"あ"ｯｯｯ!!」

彼は退出後

屋上へ行って、

濁点の入る声を上げて

泣き叫んでいた。

zm「…また、守れんかった」

ゾムはただ

静かに泣いて、

拳を握ってた。

kn「っ…」

シッマはどこか

辛そうに下を向いて

泣いて、

rb「うそや……うそやｯｯｯ!!」

ロボロは膝から

がくりと落ちて

信じたくないというように

耳を塞いで

ボロボロと涙を零した。

ut「……Aちゃんは、すぐ…。俺の前から居なくなりたがるやん。」

大先生はそう言って

眼鏡をとって

何度も目を擦っていたね。

きっと涙が

止まらなかったのだろう。

syp「そんな、……うそや」

ショッピくんは

ロボロ程じゃないけど

ポツポツと嘘だと言いながら

服を握りしめて泣いてた。

ci「Aを護らせてくれるって…ｯ、約束ｯ……した、やんかｯｯｯ!!」

出会って少ししてから

俺が護るって言ってくれたのを

ずっと気にかけていたチーノは

その言葉をずっとずっと

言い続けていた。

rd「…A、ごめんね」

らっだぁは

体育館の天井を見ながら

そう呟いてた。

涙がずっと伝っていた。

md「ﾏﾀ、ﾏﾓﾚﾅｶｯﾀ」

緑色は

服の裾をきゅっと

掴み、

ポロポロと落ちる涙を

零しながら

後悔していた。

kyo「…またやん、すぐ居なくなる」

きょーさんは

泣いたりはしてなかったけど

私に対して少し怒ってたかも。

ごめんね先に逝っちゃって。

ko「何いなくなってんねん…」

こんちゃんは

泣いてそう呟いてた。

ru「Aの言う通り"人は脆い"んだね」

私が前に呟いた言葉を

れうは

涙を流しながらも

言っていた。