えっとライバルですけど……???4【wrwrd!】 (ページ12)

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pe「……ねぇ、A」

『ん？』

私は兄と二人っきりになった
空間の中携帯ん弄り
友達からのメールを返していた。

pe「…話すのでさえ辛いの？」

『……は？』

pe「なおらないの？」

兄さんの目は泣きそうで
兄さんの瞳を見ていると
シャオちゃんの瞳と似ていて
私は胸が苦しくなった。
それを昔のようには説明できないけど。

『……』

pe「…治らないなら。」

pe「俺の手を握って」

pe「治るなら握らないで」

そう言われて私は動けずに居た
ここで手を握らなかったら
嘘をつくことになるけど
兄さんとレイアは幸せなまま。
握ったら、
握ったら……？

そう思っていると
頬を触られた。

pe「握るんだったら、握ってくれた分、しっかり愛してあげるし何でもするよ」

兄さんの瞳が暖かくて。
私は恐れずに握った。

pe「……そっか。」

兄さんは手を引いて、
私の手をまた握り直した。

pe「……じゃあ、悔いないように生きていかなきゃな!!」

兄さんの涙は頬を伝うけれど
兄さんは笑っている。

『兄さん』

pe「レイアには内緒にしておくよ」

『ありがと』

pe「長く返事しなくていいからね」

そういっていると
ガラッと扉が空いた。

sn「妹思いのええ人やね」

『ペ神』

白服を着た

sn「少しだけ扉の外で聞かせてもらってたけどホンマに愛が深い兄弟やわ。」

『…ふふ』

pe「なんだー、そのまま入ってくれても良かったのに……」

sn「兄弟の愛を分かちあっている時に入るのは失礼だし、全然。」

ははは、と笑う彼は
とても穏やかで私の
大好きな"しんぺい神先生"の顔だった。

『……』

私は目線を下に向けて
少し考えた。

『(なんか、この髪型にも飽きたなー)』

今考えることではないだろうけど
本当に飽きたんだもん。

『(今日イメチェンしようかな)』

髪の毛"前と同じ"ようにしようかな

私は兄さんとペ神が話している間
ずっと考えていた。

＿＿＿

作者です～。
お休み取らせてくださいなんて
いいながら
色々考えて行ったり
本音ぶちまけたら
だいぶ楽になったので
少し更新していきます。

執筆状態については更新停止中に
変わりはございませんので
完璧に治り次第、
返させていただきます。

短い期間のお休みを取らせて頂き
ありがとうございました。