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kj「……とりあえず、俺だけめめのそばに行くな」
ru「うん」
kj「めめ、入るでー」
病室に入るなり向井は躊躇いなく目黒に近づいた。ラウールは数歩足を踏み入れて立ち止まった。
向井は目黒の近くに座ると、ラウールの方を見やって目黒に伝えた。
kj「めめ、今日はお友達連れてきたんやけど……」
mg「……」
kj「……ラウール、」
目黒はドアの側に立つラウールに目をやった。
相変わらず表情の無い目黒にラウールは怯んだが、ラウールは勇気を出して口を開いた。
ru「村上真都ラウールです」
mg「……」
ru「……僕の事、わかりますか」
恐る恐るラウールが尋ねると、目黒はしばらく表情を変えずにラウールを見つめた。
固唾をのんで目黒を見ていると、彼は静かに口を開いた。
mg「……「Zero」?」
ru「……そうです」
kj「めめ……覚えとるん?」
向井の問いには答えず、目黒は下を向いてか細い声で呟いた。
mg「……めんなさい」
kj「めめ……?」
mg「ごめんなさい、」
ru「あの……僕怒ってない」
mg「ごめんなさい」
ru「っ……」
虚ろな目で謝罪を繰り返す目黒を見て、ラウールは思わず目を逸らした。
向井はそっと目黒を抱きしめ、優しく言い聞かせた。
kj「大丈夫、ラウール怒ってないで」
mg「や……」
kj「怒ってないよ、めっちゃええ子やから。大丈夫」
mg「……っ」
kj「なあ……ラウールもこっち来てええかな」
落ち着いた目黒に向井が優しく聞くと、目黒はしばらく迷って小さく頷いた。
向井はラウールに目配せすると、ラウールはゆっくりと目黒に近づいた。
途中で拒まれる覚悟ではいたが、懸念とは裏腹に目黒はラウールが向井の隣まで来る事を許した。
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ネイジュ・ピエール(プロフ) - え？あ？え？あ？え？？え？？？自担・・・え？？？(混乱)いや・・・すごいです。(語彙力) (2020年6月2日 14時) (
レス) id: dc089a6cc9 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! これから細かい種明かしをする(はず)なので楽しみにしていてください! (2020年6月2日 10時) (レス) id: 5d0eab8cc9 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！ ついにボスが明かされましたが、ひそかにしていた予想が当たり過ぎてびっくりしてます! (2020年6月1日 21時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - こちらこそコメントありがとうございます！もちろん明かされる日まで心に留めます！実は、前回のコメントもコメント欄見てる人も多いから考察人物とかはあえてぼかしました! 身体に気をつけて!これからも応援してます！ (2020年5月24日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 2人ってどの2人だ? あ、言わないでくださいね、心の中に止めておいてください笑 これからもよろしくお願いいたします! (2020年5月24日 15時) (レス) id: 5d0eab8cc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年5月23日 9時
