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ru「熱い……!! 何これ!? なんで!?」
ab《ラウール落ち着け、それは能力だ。お前なら消せる!》
阿部の声でラウールは必死に服を叩いた。上着を蝕んでいた炎が消えていく。
それで一瞬安心したものの、突然の出来事にラウールはパニックになっていた。
＿＿能力? 誰の?
iw「くそ、あいつか……!」
「……そうだよ。見ない顔を見かけたからね」
背後から聞こえた声に振り返ると、そこにいたのは1人の男。
黒いチョーカーと白いハンドグローブをつけた男が、さっきまで第零班が戦っていた場所に立っていた。
新しい子＿＿間違いなくラウールの事である。
dt「初めまして新入りくん。宮舘涼太です。以後お見知りおきを」
sk「お前……!!」
佐久間が銃を出してすぐさま宮舘を撃つ。その銃弾は一瞬で炎に包まれて消えていった。
宮舘は顔色を変えず穏やかな口調で話し続ける。
dt「ちょっと、いきなり撃ってくるなんて酷くない?」
sk「Utopiaの人間は黙ってろよ」
dt「相変わらず冷たいね」
Utopiaってなんだ? 敵……?
さらにパニックになったラウールを、とっさに向井が自身の背後に隠した。
kj「何しに来たん」
dt「彼にご挨拶に来ただけだよ。これからお付き合いしていく仲だからね」
iw「ふざけんな」
dt「分かったよ、もう帰るから。彼の能力も知れたし」
ru「っ……!」
dt「ボスが喜びそうなの持ってるよね」
iw「……お前、ラウールに手出すつもりか」
dt「大丈夫、まだ出さないよ」
まだ出さない。その言葉にラウールは震えた。つまりいずれは狙われる。
よくわからない奴らに自分が、自分の能力が狙われる。
dt「さて、お兄様方が怖いからそろそろ行くよ」
sk「逃がすかよ……!」
dt「じゃあね、新入りくん」
佐久間が乱射する前に、穏やかに微笑んだ宮舘は忽然と消えた。
一瞬の出来事にラウールはすっかり怯え、その場に崩れ落ちてしまった。
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怜(プロフ) - いきるちゃんさん» コメントありがとうございます! そう言って頂けてとても嬉しいですありがとうございます! 書けば書くほどシリアスになっていくんですけど…笑 どうか最後までお付き合いよろしくお願いいたします! (2020年5月18日 23時) (
レス) id: e493e73fbb (このIDを非表示/違反報告)
いきるちゃん(プロフ) - はじめまして！今の生活で1番楽しみにしている事がA-chipを読んでいる時間といっても過言ではありません！当方宮舘担なので、もう湧きまくりですよ(いいため息)こういう役どころのドラマとか現実でも来て欲しいと思ってます笑 これからも更新楽しみにしております (2020年5月18日 21時) (レス) id: 0fef891ab6 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - さなさん» コメントありがとうございます! そう言って頂けると凄く嬉しいです! 今後ともよろしくお願いいたします! (2020年5月15日 17時) (レス) id: e493e73fbb (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! あの2人にはいろいろあります、今は何も言えないですけど() ありがとうございます、これからもよろしくお願いいたします! (2020年5月15日 17時) (レス) id: e493e73fbb (このIDを非表示/違反報告)
さな - とても面白くて読むのが楽しいです！これからも頑張ってください！応援してます！これからも！ (2020年5月14日 23時) (レス) id: 40c01c4cba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年5月10日 16時
