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あの話の後、誰かの腹から聞こえてきた「ぐぅー」という音で、そういえば飯を食うはずだったのにまだ食っていなかったと思い出した俺たちは、豪華な食事の並んだ食堂へ来た。
『豪華っすね……てか量多そうに見えるけど……』
gr「確かに、普通奴らからしたら少し多く見えるかもしれないが問題ない」
『と言うと？』
gr「結構食う奴らがいるからな。…ああ、あと忠告しておくが、食害には気をつけろよ」
そう言うと、グルッペンさんは1番奥の席へと行ってしまった。
……食害？
食害ってなんだ？ということを考えていてボーッとしていると、幹部の人達はサーっと席についてしまい、俺は流れ的に残った席……ゾムさんとロボロさんの間、コネシマさんの正面に座ることになった。
gr「では、いただきます」
「「「「「『いただきます』」」」」」
グルッペンさんに続いていただきますと言い、食事に手をつける。
…飯うっめぇ〜!!
やっぱ国のトップの方々の食事は一味違いますなぁ！
『そういえば、いただきますってこの世界…この国でも使うんすね』
ふと不思議に思ったことを訊く。
この国、建物とか欧風なのに日本の文化の「いただきます」って言うのは少し驚いた。
gr「ああ、お前のいた世界でもこの言葉はあったのか。いただきますというのは、ひとらんらんの出身地の国……東洋の国の風習らしいからな、俺達も言うようにしているんだ」
『へぇ〜…』
ht「感謝を伝えるのは大事だからね」
ひとらんらんさん、優しい人なんだな。
一瞬怖い人かと思ったけどそうでも無さそうで良かった〜
と1人ほっこり(？)していると、隣から声を掛けられた。
zm「おいおいA、お前食べなさすぎとちゃうか？もっと食えよ〜」
と差し出されたのはてんこ盛りのお皿。
『え…これ全部ですか？』
zm「勿論」
『でも俺お腹いっぱいなんすけど』
zm「食えや」
『あの、ゾムさん聞いてますk』
zm「食えや(圧)」
『ﾊｲ』
俺の胃が死んだのは言うまでもない。
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ゆい(プロフ) - タラコさん» ありがとうございます！ (2020年7月8日 12時) (
レス) id: 003adb9c6c (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - 内容とか本当に好きです。毎回楽しみにしています。 (2020年7月5日 1時) (レス) id: b66c402f0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠蓮 | 作成日時：2020年4月12日 17時
