【文スト】芥川さん、私… 3

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ゴロゴロ！！！





ドカンッ！ドカンッ！







『ッア"』





体を強化して雷に耐えるが…このままでは私ばかりが削られるだけ






何とかして対策を…







ジリジリッ






ジリジリ







これだ






雷が落ちる前に感じる静電気






それから役3秒後こいつの異能力の雷は落ちる







そのタイミングでなるべく高く







飛ぶ！






ドカァァン！！






そして耳を塞ぐ







『よっ！』







これなら電気が流れないこのまま距離を詰める






カツカツカツカツ…！！







カチャリ





バンッ！バンッ！バンッ






3発撃つもフードの男の前で土の壁に遮られ届かなかった








『…これはこれは実に厄介な異能力者揃いですね』






『どうやって殺せばいいのでしょうね』





コピ「考えている暇などありませんよ！」




棘のように尖った氷が降ってくる





ザザザザ！！





『…』





氷の間を上手いことすり抜ける




まずはヴィシュ・ダ・ヌートルを倒したい




おそらくそいつはこの二人の異能力を強化している






その強化さえなくなれば今よりもかなり戦いやすくなる







異能力強化の異能力は私と同じ分類






使えば使うだけ体に負担がかかるはず





天気の異能力者も空を動かすのだから何かしらのマイナスは背負っているはず




…




長期戦に持ち込んで相手の体力の消費を狙うしかないか？





だが、その場合私の体力も持ちそうに無い





弱点




必ず何かあるはずなんだ




それを見つけ出さないことには勝ち目はない




…





…






願っていいのなら





隣に芥川さんが居れば






中也さんが太宰さんが居れば





この怖さも寂しさも少しはマシになるのだろうか






次の攻撃がくる





それを避ける






『困りましたねぇ、貴方たちの弱点が見つからない』









ヴィ「私たちに弱点などない」







『そう言い張る者ほど弱点を見つけるのは簡単なのですよ』







ヴィ「そうか、ならば見つけてみろ」







『勿論、見つけて見せる』

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