【文スト】芥川さん、私… 3

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車の中で一葉はまだ寝ていてその寝顔を眺める芥川さん





手を挙げたと思えば一葉の髪をさらりと撫でてニコリと微笑んでいた





あの二人が付き合ったら私はどうやってお祝いしよう





あの二人が結婚するならどんな感じかな





あの二人の子供はきっと可愛いんだろうな





って






そんな事を考えている間にポートマフィアについて芥川さんが一葉を起こし、私はその間に何も言わずに側を離れた





さぁ、次の任務に行こう





おそらくあの二人はもう帰るだけ





今日も一緒に帰るんだろうな





芥川さんは喋るのかな？







って考えてみたりもする





次の任務はいわゆるハニトラ





服装を変えて紅をさし向かう






この任務ももう手慣れたもの





少し微笑めば男を釣れる





手を引けばついてくる





ホテルについて行為の前に情報を引き抜いて毒殺する






そのまま一時間程ベッドで休んでポートマフィアに帰る






また着替えてメイクも変えて違う男の元に行く






情報を聞いて殺す





また騙して殺す







ねぇ、少し私の1日について聞いてくれない？






私はハニトラ、まぁ色仕事を1日におそらく3、4回





ハニトラはすぐに終わるから何個も任務を受けられる




1日に潰す拠点は2、3箇所多くて5箇所それがおわればその頃には夜




多くの構成員は勤務時間を終えて帰る所だが私はそこから
ハニトラをして情報を吸い取るのこれが私の夜




朝や昼の間はご飯を食べながら作戦立案を




作戦立案を提出して敵組織を潰しに行く





その任務との間の移動時間に終わった分の報告書を仕上げるそれから次の任務の作戦立案も





いつも家に帰るのは朝の4時そこから明日の予定をみて必要な情報を揃えておく





となると寝るのは6時くらい





それから寝て8時に起きて準備をするこれが私の生活





1日のうちの20時間くらいは仕事をしてる






でもこの生活が一番落ち着く





1日の仕事を終えて倒れ込むようにベッドに入る






朝目が覚めて用意をしてポートマフィアに向かう






こんな生活を続けていればもう光になんて戻れなくなるの






人がいう普通の生活と私の言う普通の生活は随分と違うから






でも後悔はしていない






これが私の選んだ人生だから






でもね、全く後悔してないって言ったら嘘になるのかな





私も何度か夢見たことがあるの






一葉みたいに普通の女の子になれたならなって






でもいつも良いや…って思えるの





それはね、






一葉は一葉だけだから





さぁ、最後のハニトラに向かおうそれが終わったら早く寝よう





おやすみ、一葉

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