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中原「んじゃ、俺は行くぜ」
『はい、お疲れ様です』
中也さんが仕事に戻って
私は再びあの二人をみた
まだ仲良く話している
…
『あ。』
一葉が芥川さんの髪に手を伸ばした
ニコニコとして何かを伝えている
『…』
貴方と付き合えたとして
私は家族を知らない
子供もできない
いつまで貴方を支えられるかも
幸せのあり方も
全部わからないから
『頑張れ、一葉』
…
…
…
〈Aさん〉
『どうしたの?』
〈任務に行くはずの構成員が急遽別任務に当たってしまい人員が不足しています。〉
『分かった。私が参加しよう』
〈ありがとうございます〉
『なら、早速向かいましょう』
最後にチラリと二人を見ると
『ッ』
芥川さんと目が合った気がした
〈どうなさいましたか?〉
『あぁ、気にしないで』
『早く終わらせましょ』
ナイフも銃も持っていた私はそのまま現場に向かった
敵は少なくすぐに終わった
〈ありがとうございます。お疲れ様です〉
『うん』
その後、元から入っていた色任務に向かった
わかりやすく釣られた男を殺す
だんだんと慣れてきた
命を奪う行為が
日常になって何も感じなくなった
あの日、両親を殺した
織田作さんに拾われた
少しは人の心を知れたと思った
けど、そんなこと無かった
織田作さんが人を殺さず使っていた銃で人を殺すのは
私が最低だからだ
己の命を守るための銃は
他人の命を奪う銃だ
自分を守るための言葉は
時に尖り相手を殺す
帰り道、チラリと見えたウエディングドレス
無縁だろうなそう思った
黒と赤に染まった私にはこんな白色似合わない
でも一葉なら
…
…
ポートマフィアに帰った
遊撃隊の部屋に戻る
一葉と芥川さんが机を挟み話していて
二人の空気を壊す事になるからやっぱり別の部屋で過ごそうかも考えたけれど
『失礼するね』
芥川さんと一葉が付き合うまで
芥川さんが一葉のものになるまで
それまでの間は
贅沢だけど貴方を見ていたかったから
樋口「お疲れ様、A」
『うん。ありがとう』
『私、ちょっと寝るから』
樋口「分かった」
部屋の一番奥にあるソファーにゴロリと寝転がり目を閉じた
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夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - コメントありがとうございます!どうぞ!!思う存分夢主ちゃんを抱きしめてあげてください!芥川さんも樋口ちゃんも夢主ちゃんを抱きしめるとしてやっぱりうたねの鍵さんも抱きしめてあげてくださいね!きっと喜びますから (9月22日 18時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
うたねの鍵(プロフ) - コメント失礼致します! うう、辛い……夢主ちゃんどうか幸せになってほしい、、、それと夢主ちゃんに一回抱きしめさせてください(?)いやでも抱き締めてあげるのは芥川さんか樋口ちゃんですよね、、皆ハッピーエンドはないのかなぁ、、なんて考えてます!! (9月22日 14時) (レス) @page36 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» 私も文章纏めるの苦手なのでへいき平気ですよー!ややこしい関係ですよね、親友同士好きな人が同じだと他の人になら言えることも言いづらくなりそうですし…共存出来れば良いんですがね、 (9月20日 10時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - もけもけパウダーさん» それがいちばんの解決策かも知れませんね笑!こちら側としても芥川さんが何人いようとも幸せですから (9月20日 10時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
来世は推しと生きたい - あぁあ文章がまとまってない,,すいませんんん!! (9月20日 7時) (レス) @page30 id: 7d7582c0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2023年9月3日 13時