第七章 インフルエンザ ページ26
Aが目覚めてから数日
あいつは忙しく横浜の街を駆け回っていた
おそらく疲労が溜まっていたのだろう
勤務中に倒れたと部下から連絡が来た
「Aの状態は」
〈酷い熱です〉
〈意識は…朦朧としていますがまだあります〉
『…すまないね。迷惑をかけた』
『先に作戦を終わらせなさい』
〈ですが…〉
『優先は仕事』
〈はい!〉
構成員は先頭に戻った
「A、聞こえているか?」
『えぇ』
「黒服を其方に向かわせる…家まで送ってもらえ」
『はい。ありがとうございます』
「代わりに僕が其方に向かおう」
『御手数おかけしまして申し訳ございません』
「切るぞ」
『はい』
情けない
熱が出て倒れるなんて
自分の体調管理くらいできないでどうする
熱ってこんなにしんどかったっけな
小さい頃にかかったことがある
その時は誰も手を差し伸べてくれなかったな
…
闇社会に入って
随分と幸せ者になったものだ
〈Aさん!お迎えに参りました。持ち上げますのでじっとしておいてください〉
その後車まで運んでもらい
ポートマフィアではなく
自宅に送ってもらった
その選択が後々大変なことになるなんて
私は知らなかった
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夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - コメントありがとうございます!どうぞ!!思う存分夢主ちゃんを抱きしめてあげてください!芥川さんも樋口ちゃんも夢主ちゃんを抱きしめるとしてやっぱりうたねの鍵さんも抱きしめてあげてくださいね!きっと喜びますから (9月22日 18時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
うたねの鍵(プロフ) - コメント失礼致します! うう、辛い……夢主ちゃんどうか幸せになってほしい、、、それと夢主ちゃんに一回抱きしめさせてください(?)いやでも抱き締めてあげるのは芥川さんか樋口ちゃんですよね、、皆ハッピーエンドはないのかなぁ、、なんて考えてます!! (9月22日 14時) (レス) @page36 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» 私も文章纏めるの苦手なのでへいき平気ですよー!ややこしい関係ですよね、親友同士好きな人が同じだと他の人になら言えることも言いづらくなりそうですし…共存出来れば良いんですがね、 (9月20日 10時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - もけもけパウダーさん» それがいちばんの解決策かも知れませんね笑!こちら側としても芥川さんが何人いようとも幸せですから (9月20日 10時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
来世は推しと生きたい - あぁあ文章がまとまってない,,すいませんんん!! (9月20日 7時) (レス) @page30 id: 7d7582c0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2023年9月3日 13時