【文スト】芥川さん、私… 3

・ ページ18

コツコツコツコツ…




中原「よぉ、芥川」




中原「拷問は順調か？」




「…何も吐きませぬ」





中原「ッチそうか」






中原「黒服、この住所に行け」




〈ですがっ、国外のため数日かかります〉





〈それにッ〉






中原「つべこべ言うな、Aの作戦にそうかいてあんだよ」






中原「Aの作戦はあの包帯野郎とは違ってよ無茶だが」






中原「太宰の時よりもお前らのことが考えられてる作戦だ。ありがたく従ったとけ」





〈ですが飛行機はっ〉






「彼奴は恐ろしい…故に全てお見通しだ」






外套から封筒を出した






「飛行機のチケットだ、出発は今日の夕方。用意を急げ」






〈ッはい〉






中原「ったく…Aの作戦は心臓に悪ぃ」






中原「なぁ、吐き出しちまえよ」





中原「家族、友人、関係者…全員消えるぞ？」





コピ〈ッ言わないよ〉





中原「そうか。なら明日までここでゆっくりしとけ」







中原「明日になればお前らの家族の首が飛ぶ最高の映像をみれるからな」



　


中原「楽しみで胸が躍るぜ」






ヴィシュ「イカれているな」





「僕らポートマフィア。生半可な覚悟ではやって行けぬ故に冷酷になる」






「Aの言葉だ」






コピ〈……〉






コピ〈…あの女は貴様らのような獣を飼い慣らす程凄い奴なのか〉






中原「飼い慣らすぅ？飼われてねぇよ俺らは自分の意識でAを信じてついてってんだ」






「…僕はAが嫌いだ」






「だが、闇の中を生きる実力については認めざるを得ない」






「流石、太宰さんの教育を受けたものだ」






中原「って訳だ、俺らは別にやる事があるじゃぁな」







ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ピッピッ…ピッ




ピッ……

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す