【文スト】芥川さん、私… 2

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太宰さんが抜けてから芥川さんとの初めての任務







樋口「初めまして！！私の名前は樋口一葉！」








樋口「同い年くらいだと思うの！！数少ないポートマフィアの女構成員どうし仲良くしましょう！！」









そう、初対面で手を握られてブンブンと振られた時は驚いた








元気な人だな







眩しい人だな








そう思った







『…よろしくお願いします。私は八尋A』








樋口「Aちゃんって読んでいい？」









『好きに呼んで』








樋口「…気になっていたのですが、Aちゃん包帯だらけですよ？どうしたのですか？」









私よりも早く芥川さんが答えた










「此奴の馬鹿な所業のせいだ、そうだろ？」









『否定はしません。ですが私がこの怪我を負う事であの人は自由に動ける』









「ふっ、バカ馬鹿しい」










『なんと言われても構いません。私の選んだ最善の道ですから』









こう思えば私と芥川さんの仲が良かった時期なんて無かったのかもしれない










一葉と芥川さんと行動をする上で











ただ驚いたのは芥川さんが笑う事だった











声に出しては笑わないが私の前でわ冷たい芥川さんは









どうやら、一葉の前に行くとポカポカするらしい










口元が緩んでいた









『…』








そのまま時が過ぎ








以前にも話した、私と芥川さんの仲が悪くなったあの事件に繋がった

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