【文スト】芥川さん、私… 2 (ページ29)

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…

食堂を出た

今日は何も任務が無くてする事も特にない

一人で組織を潰しに行こうか？

この悲しさを

辛さを

どうにかして紛らわしたい

…

…

気がついたら私は首領の部屋の前にいた

…

『っ…』

コンコンコン…

『首領…』

森「良いよ、入っておいで」

『失礼します』

森「で、どうしたのかね？」

『任務をください…本当になんでも良いんです』

森「良いよ」

…

森「では、久しぶりにハニートラップになっておくれ」

『…はい』

森「おや？嫌がらないのかい？」

『もう、本当になんでも良いんです。』

『私に任務を下さい』

森「そうかい…それならこれからもハニートラップとしての任務を頼む事にするよ」

『お任せ下さい』

森「実はねぇ、パーティーに誘われていてね」

森「そこに来る、宝石密輸企業の首領は女好きでねぇ」

森「ポートマフィアの構成員が二人被害に遭っているのだよ、それにポートマフィアから仕入れた宝石を転売しているようでね」

『分かりました』

森「相手は…芥川君と行ってくれたまえ」

『ハハッ…嫌がらせですか』

森「ふふっそんな事ないさ…もしもの時の保険だよ」

『なら…信じますよ首領』

森「あぁ」

森「資料はこれさ」

『…ありがとうございます』

森「よろしく頼むよ、芥川君には私から言っておく」

『…はい。失礼します』

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いつもは遊撃隊の部屋に居るが…今は行けない

『はぁ…』

コンコンコン…

『中原幹部…頼みたい事があって来ました』

中原「おう、入れー」

『失礼します』

…

…

中原「頼み事ってなんだ？」

『今、帰る部屋が無くて仕事をするスペースが無いんですけど…』

中原「この部屋で仕事をしたいって訳か？」

『はい…申し訳ございません』

中原「分かった」

中原「俺の部屋で良いなら、いくらでも使え」

中原「あとよ…ずっと思ってたんだ中原幹部ってそんな丁寧に言わなくて良いぜ？」

『…中原さん？』

中原「いや、ちがう」

『中也さん…』

中原「それで良い。あとAは部屋のノックせずに入ってきて良い」

『…はい』

『本当にありがとうございます』

『…中也…さん』

中原「おう！俺もそこで仕事してっからなんか分からねぇことあればいつでも聞いてくれ」

『はい』