【文スト】芥川さん、私… 2 (ページ23)

今日:1 hit、昨日:31 hit、合計:22,260 hit

・ページ23

魔神は横浜の街にいる

後は魔神の籠っている拠点

…

ポートマフィアを出る寸前

魔神のパソコンを少しハッキングし位置をみた

『此処か…』

地下に続く階段が続いていた

カツカツカツカツ…

私のヒールの音が響く

地下はアーチ上になっていて明かりはない

カツカツカツカツ…

『…』

？？「ようこそ、死の鼠の家へ」

？？「貴方が、僕のパソコンを覗いたのですね」

？？「ポートマフィアの八尋Aさん」

『…挨拶する必要も無さそうですね？魔人フョードルさん？』

ドス「えぇ、貴方が此処にくる前にあらかじめ貴方の情報について調べさせていただきました」

ドス「ですが…一つ。貴方の情報は何故あんなにも簡単に出てくるのですか？ポートマフィア…それも上層員ともなれば厳重に保管されているはずですが？」

『…あぁ』

『私はいつでも切り捨てられますから』

ドス「そうですか」

ドス「その時は僕が貴方をスカウトしましょう、寧ろ今でも良いのですが？」

『ふふっ…かの有名なフョードルさんからお誘いとは光栄なことですねぇ』

『ですが、ポートマフィアから切り捨てられたら私は自害する事にします』

ドス「何故？」

『どのこにも立たず、ただ中立でいる。空から世界を覗くのも面白そうでしょう？』

ドス「そうですねぇ。ですが貴方を失うのは少し痛手ですね」

『フョードルさんが思うより私は出来ていませんよ』

『その証拠に今日こうして敵の拠点に一人で乗り込んでる』

『…殺します？』

ドス「殺しませんよ」

ドス「ですが何の為に此処へ？」

『次に迫り来る脅威の対策として貴方のことを知ろうと思って』

ドス「次に来る脅威とは？なんのことです？」

『惚けないでくださいよ。組合が動き出してる』

『貴方も噛んでいるのでしょう？』

『最近、探偵社に来た中島敦』

『月下の異能力者…懸賞金が70億かかっているだとか』

『これは組合の長の独断とした行動だとしても、この機会を好機と見て貴方は何かを仕掛けてくるつもりでしょう？』

ドス「それでポートマフィアからの追放期間私と共に時を過ごすと？」

『嫌な言い方しないでください。ポートマフィアからの追放期間の一週間、私が貴方を監視する』

『ねぇ、貴方なら私をすぐに殺せる』

ドス「そうですね。だから？」

『嫌…少し怖いなと』