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音でバレてしまってはいけないから
それから少しして
調理室を見つけた
調理室のガスをつけ爆薬を仕掛けた
その次に発電室に向かい爆薬を
最後に外のガス缶の隣に
そこに着火させた
それから数分後派手な爆発音が聞こえてビルから黒い煙が上がった
その後調理したからとって来た布巾を口や鼻に巻いた
火災での1番の脅威は煙
煙は上に上がる
それは炎も同様
非常階段にも爆薬を仕掛けておいた
非常経路を潰す事で敵は一回のロビーを抜けて出る以外に方法は無くなる
『くるッ』
階段から足音が聞こえる
数は5人ほど
カチャリ
銃を構えてその時をまつ
【ッ誰かいるぞ！！！】
バンバンバン！！
【ッがぁ】
バンバン
敵が銃を出す前に撃ち殺す
これも織田作さんの教え
仕掛けている間にも数十名殺した
『残りは…8人』
「ゴホッゴホッ」
『ッ芥川さん！芥川さんは肺が弱いのですからッ来ては行けません！！』
バンバンバン
『ッ』
間に合わない
気を取られたッ
また失敗するの？
やだ
やだ
『…』
終わった
また…初めから
…
「何をしている！速く敵を殺せ！！」
煙も銃弾も私達の元には来なかった
「羅生門！空間断絶！！」
私に向けて撃たれた銃弾を止め
芥川さんは素早く男達を喰った
私も銃で男を撃った
残りの8人が倒れ任務が完了した
『…ありがとうございます』
…
『ッあ"』
異能力発動終わりの時間が来たみたいだ
『異能力解除ッ』
芥川さんから異能力が解けた
『ハッハッ…』
「酷く苦しそうだな」
「まだまだ訓練が足りんのではないか？」
「ふっ…樋口の事を馬鹿にした奴の振る舞いとは思えんな」
『ッ』
「樋口を馬鹿にする前に己の使えなさを理解しろ…いつまで自惚れている」
「所詮、貴様がここまで戻って来れたのも樋口や中也さんの裏での手配りがあったことにいまだに気づかんのか」
「それで、一人でここまで来たと？馬鹿にも程がある」
「やはり貴様には呆れるな」
『ッ』
その言葉を最後に芥川さんは帰って行った
一人でやって来たつもりだった
なんだ…
何も出来ていないじゃないか
『ッ…』
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夢幻泡影(プロフ) - コメントありがとうございます。出来るだけ毎日更新頑張ります！ (8月12日 15時) (
レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - 芥川さんは“愚婦の為じゃない”と言ってます。それは本心なのか、プライド的な物なのか。今後の展開が楽しみですね...！毎朝更新を楽しみにしています！ (8月12日 9時) (レス) @page37 id: 7729156010 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - 不器用さで自分に厳しい夢主ちゃんは甘えることも、本来の気持ちを伝えることも苦手です…だからかそ、中也さんのように自ら夢主ちゃんに声を掛けてくれる存在が必須ですね。今後、夢主ちゃんがどう変化していくのか…楽しみです (8月11日 15時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - あっあぁあ...。読んでて夢主ちゃんの苦痛が伝わってくるようなお話でしたね...。“信頼”は凄く大切なもの、それがないと不安になる気持ち...分かります。夢主ちゃんは、自分より他人を大事にしているから、人より他人の評価を気にしちゃうんだろうなぁって思いました (8月11日 7時) (レス) @page36 id: 7729156010 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - きっと夢主ちゃんは大変だったからそれに追い打ちをかけないために芥川君が拐われたこと言わなかったんだよ！！だから人間不信にならないで〜！せめて中也さんだけでも信用して！！ (8月11日 1時) (レス) @page36 id: 7338441079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻泡影（むーにー） | 作成日時：2023年7月27日 1時
