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気になっている事があるでしょう？
本当に私は芥川さんが好きなのか
そりゃ、あんな態度ですから誰も私が芥川さんの事を好きだと気が付きません
私が何故、この様な態度を取ることになったのか
それまでの過程を振り返りましょう…
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あれは確か2年前…
私は元々無口で愛想が悪かった
人と話すのも苦手で、まして好きな人となんて話せる訳がなかった
だから一緒に仕事をしていても一葉みたいに芥川さんと話しをするわけでもなかった
ただ、少し離れた所から二人を見ていた
お似合いだった
私なんて元から入る隙も無かった
一葉とは同期で、スタートラインは一緒だったのに
一葉は先に昇格して、上級構成員になった
芥川さんとも仲を深めた
芥川さんと話している時の一葉はとても嬉しそうで…
あぁ、一葉も好きなんだって気がついちゃったの
『ッ…叶う筈ないよな』
それから数日後、芥川さんが一人で敵組織に向かったそうだ
それも小さな組織ならいいが、かなり大規模な組織だった
このままでは芥川さんが死んでしまうのでは無いかと怖くなった
だから後を追った
そこに着いた時すでに戦いは始まっていて
その煙の中に芥川さんが見えたんだ
肺が弱いのに
気がついたら芥川さんの元に走っていて、芥川さんの腕を掴んでいた
それに驚いた芥川さんには少し隙ができてしまった
その隙を狙った敵の銃弾が芥川さんに当たってしまった
それがちょうど心臓に近い部分で
時が止まった様に思えた
酷く手が震えた
何をすれば良いか分からなくなった
芥川さんはまだ辛うじて立てている様だが、もし心臓に当たっていたらッ
頭が真っ白だった
敵を倒さないと
そう思っているのに頭に浮かぶのは芥川さんの死
そこに一つの音が響いた
どさり…
下を見た
血が広がっていて
『ア"ｧ』
芥川さんが倒れていた
その後の記憶は曖昧だけど
あれから私は急いで電話したんだと思う
沢山の構成員が来たのを覚えている
その後のどうやって帰ったのか分からないがポートマフィアにいて首領の部屋にいた
私の処罰についての話だった
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夢幻泡影(プロフ) - コメントありがとうございます。出来るだけ毎日更新頑張ります！ (8月12日 15時) (
レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - 芥川さんは“愚婦の為じゃない”と言ってます。それは本心なのか、プライド的な物なのか。今後の展開が楽しみですね...！毎朝更新を楽しみにしています！ (8月12日 9時) (レス) @page37 id: 7729156010 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - 不器用さで自分に厳しい夢主ちゃんは甘えることも、本来の気持ちを伝えることも苦手です…だからかそ、中也さんのように自ら夢主ちゃんに声を掛けてくれる存在が必須ですね。今後、夢主ちゃんがどう変化していくのか…楽しみです (8月11日 15時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - あっあぁあ...。読んでて夢主ちゃんの苦痛が伝わってくるようなお話でしたね...。“信頼”は凄く大切なもの、それがないと不安になる気持ち...分かります。夢主ちゃんは、自分より他人を大事にしているから、人より他人の評価を気にしちゃうんだろうなぁって思いました (8月11日 7時) (レス) @page36 id: 7729156010 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - きっと夢主ちゃんは大変だったからそれに追い打ちをかけないために芥川君が拐われたこと言わなかったんだよ！！だから人間不信にならないで〜！せめて中也さんだけでも信用して！！ (8月11日 1時) (レス) @page36 id: 7338441079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻泡影（むーにー） | 作成日時：2023年7月27日 1時
