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『人を殺す側だろうと救う側だろうと太宰さんの予測を超えるものは現れない。』
『太宰さんの孤独を埋めるものはこの世の何処にも無いのだと。』
『それなら人を救う側になれ。正義も悪も太宰さんには大差ないだろう。』
『その方が幾分か素敵だ。と』
森「何故わかる」
『織田さんと会話を交えたことが何度かあります。だからですかね?こう言ってそうだと』
『話を戻します。この言葉により太宰さんはポートマフィアに居る必要が無くなります。それに何よりも太宰さんが信用した織田さんの願いですから』
『ですが光の世界に行こうとしても太宰さんは汚れ過ぎていた。そこで異能特務課です。』
森「異能特務課?なぜだい?」
『太宰さんは太宰さん、織田さん、それから坂口さん。この三人で良く飲みに行っていたと聞いています』
『今回の件で姿を消した坂口さんですがミミックと我々ポートマフィア、それから異能特務課の三重スパイだったと…首領?』
森「そうだよ。」
『坂口さんの特務課のエージェントとしての力、それから太宰さんの圧倒的な頭脳、そして一番重要なのは…誰かからの補助。』
森「誰からの補助…それは誰だい?」
『それが分かりません…ですが恐らく私達すらも取り押さえられるくらいの力の持ち主かと…』
『そして地下に潜り経歴を消し、武装探偵社に…』
森「…そうだねぇ」
森「そう言えば太宰君に捨てられたA君は傀儡師を探しているね?」
『ッ!…はい』
森「私が君の傀儡師になろう。安心し給…利益がある限り君を捨てたりはしないよ」
『ッ…。ありがとうございます』
森「それにしても見事な推測だったよ。成長したねぇ」
『勿体無いお言葉、感謝いたします。』
森「本心だからねぇ…良いのだよ?」
森「君は作戦班が向いているのかな?まぁいい…ゆっくり精進していき給え。焦る必要はないからね」
森「それとA君には引き続き太宰君のことを見張ってほしい」
『はい』
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夢幻泡影(プロフ) - 初めまして!流月様のお気に入りの作品にしていただけるなんて、、本当にありがとうございます!とても嬉しいです!まだまだ未熟者ですが頑張っていきます! (2023年1月15日 9時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
流月:nagatu(プロフ) - はじめましてです!今私が読んでる中で1番好きな作品です!大好きです!毎度更新楽しみにしています!これからも頑張ってくださいっ! (2023年1月15日 3時) (レス) @page4 id: 62a45e957d (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ご丁寧にありがとうございます!とても分かりやすい説明でした!本当に感謝してもしきれません。更新はゆっくりになるかもしれませんが頑張ります!ありがとうございます!! (2023年1月13日 23時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
潰れたいちご(プロフ) - 上手く伝わらければすみません… (2023年1月13日 7時) (レス) id: ac34134ea1 (このIDを非表示/違反報告)
潰れたいちご(プロフ) - 夢幻泡影さん» いえいえ!続編の更新も頑張ってください!オリ/フラは関連タグの設定の下で確認が出来ると思います。 (2023年1月13日 7時) (レス) id: ac34134ea1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2023年1月10日 18時