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ページ36

ゴォーーーゴォー

パチパチパチ


中原「こりゃ派手に爆発したな…」


中原「入れるか?これ。まぁAがこの中に居るんだ芥川の為にも見つけてやらないと」


コツコツコツコツ


中原「俺だ中原中也だ!救援に来た!返事しろ!」


パチパチゴォー


聞こえるのは火の音のみ


中原「クソッ!おい!返事しろ!」


ガタッ…


部屋の角にある棚が少し揺れた気がした


中原「っ!そこにいるのか!?まってろ」


タッタッタ



足場がわりぃ…それに天井も崩れてくる
 

タイムリミット戻れながくねぇ…


中原「!!大丈夫だ今助けるからな」


棚のところには一人の構成員が居た


異能力を使いながら瓦礫をどけていく


中原「立てるか?」


[何とかッ…ありがとうございます中原さん]


中原「礼は無事戻ってから言えな。俺に触ってろ一旦手前を外に出してやりたいが…時間がねぇ一緒に探してくれねぇか?」


[勿論です。なるべく多く助けましょう]


その後の3人生存してる構成員を見つけた。


15人もいたのによ…


そして7人の構成員が息を引き取った…


回収したいができない。だから俺達はソイツの持っていた備品やらを回収した


あと4人は行方が分からねぇ


その4人の中にAも含まれる。

 
中原「チッ…時間がねぇもう時期ここも崩れるだろう。退散するぞ!」


[[[[はい!]]]]


----------------------


俺達は無事建物から離れることができた

救援を呼び構成員をポートマフィアまで運んでもらった


俺はもう一度建物を見る



パチパチパチ


ゴォー


ドンッ


中原「ッ!崩れ落ちた屋根の所に一瞬だが人が見えたような気がする」


気づけば俺はそこまで走り出していた


中原「おい!誰かいるか?返事しろ!」


ピチャッ…


中原「?」


俺は下を見る


そこには…


血溜まりができていた


一際大きいあの瓦礫の下から流れ出ている…


その時目に止まった


息が詰まった


世界が止まったように思えた


中原「嘘だろ?












A………」


そう。見てしまった。気づいてしまった。

瓦礫の下から朱とは無縁そうな白い髪が見えていることに…

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夢幻泡影(プロフ) - コメントありがとうございます!かなり切ない話ですよね笑…感情移入?してくださり、嬉しい限りです! (2023年3月13日 23時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - 初コメ失礼します!!切なすぎて涙がほお伝って入ってたそれも無意識に (2023年2月23日 22時) (レス) @page9 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ありがとうございます! (2022年12月28日 11時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - 読んでると切ないけど面白いですから (2022年12月27日 22時) (レス) @page37 id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ご報告ありがとうございます。私が気付けた箇所を一話から修正しました。この度は芥川の妹は。。を読んでくださりありがとうございます! (2022年12月27日 12時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2022年12月4日 21時

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