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ゴォーーーゴォー
パチパチパチ
中原「こりゃ派手に爆発したな…」
中原「入れるか?これ。まぁAがこの中に居るんだ芥川の為にも見つけてやらないと」
コツコツコツコツ
中原「俺だ中原中也だ!救援に来た!返事しろ!」
パチパチゴォー
聞こえるのは火の音のみ
中原「クソッ!おい!返事しろ!」
ガタッ…
部屋の角にある棚が少し揺れた気がした
中原「っ!そこにいるのか!?まってろ」
タッタッタ
足場がわりぃ…それに天井も崩れてくる
タイムリミット戻れながくねぇ…
中原「!!大丈夫だ今助けるからな」
棚のところには一人の構成員が居た
異能力を使いながら瓦礫をどけていく
中原「立てるか?」
[何とかッ…ありがとうございます中原さん]
中原「礼は無事戻ってから言えな。俺に触ってろ一旦手前を外に出してやりたいが…時間がねぇ一緒に探してくれねぇか?」
[勿論です。なるべく多く助けましょう]
その後の3人生存してる構成員を見つけた。
15人もいたのによ…
そして7人の構成員が息を引き取った…
回収したいができない。だから俺達はソイツの持っていた備品やらを回収した
あと4人は行方が分からねぇ
その4人の中にAも含まれる。
中原「チッ…時間がねぇもう時期ここも崩れるだろう。退散するぞ!」
[[[[はい!]]]]
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俺達は無事建物から離れることができた
救援を呼び構成員をポートマフィアまで運んでもらった
俺はもう一度建物を見る
パチパチパチ
ゴォー
ドンッ
中原「ッ!崩れ落ちた屋根の所に一瞬だが人が見えたような気がする」
気づけば俺はそこまで走り出していた
中原「おい!誰かいるか?返事しろ!」
ピチャッ…
中原「?」
俺は下を見る
そこには…
血溜まりができていた
一際大きいあの瓦礫の下から流れ出ている…
その時目に止まった
息が詰まった
世界が止まったように思えた
中原「嘘だろ?
A………」
そう。見てしまった。気づいてしまった。
瓦礫の下から朱とは無縁そうな白い髪が見えていることに…
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夢幻泡影(プロフ) - コメントありがとうございます!かなり切ない話ですよね笑…感情移入?してくださり、嬉しい限りです! (2023年3月13日 23時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - 初コメ失礼します!!切なすぎて涙がほお伝って入ってたそれも無意識に (2023年2月23日 22時) (レス) @page9 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ありがとうございます! (2022年12月28日 11時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - 読んでると切ないけど面白いですから (2022年12月27日 22時) (レス) @page37 id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ご報告ありがとうございます。私が気付けた箇所を一話から修正しました。この度は芥川の妹は。。を読んでくださりありがとうございます! (2022年12月27日 12時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2022年12月4日 21時