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『お姉さんはお兄さんに認めて貰っているからって見せつけないでよ！』
『私がお兄さんに認めて貰えてないことを知りながら私の目の前でお兄さんと話して、何がしたいの！？』
『心配しないでよ。嫌いなら嫌ってよ！なんでどうして私を仲間外れにするの?』
『どうして私を拾ったの!』
『こんな人生なら死んだほうがましだ!』
パチンッ！
『ッ！』
「いい加減にせよA。銀に謝れ。先程の言葉を取り消せ。」
『やっぱりお兄さんはお姉さんの味方ばかりする！』
『お兄さんも私のことは嫌いなんでしょ?厄災だと思ってるでしょ？』
『お姉さんと二人で暮らしていた時の方が幸せだったと思っているのでしょ？』
「ッ…」
「それは…」
『無理に優しくなんてしなくていい。してほしくもない。言い返せないってことはそういう事でしょ…』
声が震える
『お姉さんとお幸せに…』
タッタッタッ
ガチャ…
『ッ…ふ…あっ…ふ…』
これで良かった
また一人だ
母がいたときも私は一人部屋の中
外に出してもらえることもなく
ストレス発散のための玩具にされ
食事も一週間に2回一つのパンを掘りこまれるだけ
やっとの事で外に出られたとおもった矢先が今だ
やっぱり苦しい
悲しい
今日はどこで寝ようかな？
適当に路地裏に入ってみた
ここがどこかも分からないが体力も使い果たした私はそこには座り込む
ポツ…ポツ…ポツ……
ザァーーーザァー
冷たい
雨が降ってきた
夜はさむい
体が冷える
此処でこのまま寝てしまえば
『死ねるかな？』
おやすみ私…
それは私が私に向けて放った言葉
もう目覚めることはないだろうと思い放った言葉
私はきずかない
一つの足音が雨に紛れ近寄ってくる事を………
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夢幻泡影(プロフ) - コメントありがとうございます！かなり切ない話ですよね笑…感情移入？してくださり、嬉しい限りです！ (2023年3月13日 23時) (
レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - 初コメ失礼します！！切なすぎて涙がほお伝って入ってたそれも無意識に (2023年2月23日 22時) (レス) @page9 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ありがとうございます! (2022年12月28日 11時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - 読んでると切ないけど面白いですから (2022年12月27日 22時) (レス) @page37 id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ご報告ありがとうございます。私が気付けた箇所を一話から修正しました。この度は芥川の妹は。。を読んでくださりありがとうございます! (2022年12月27日 12時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻泡影（むーにー） | 作成日時：2022年12月4日 21時
