・ ページ8
摺鉢街を捜索中もお兄さんは本を読む
すると
『ッ！！』
ものすごい勢いで壁まで飛んだお兄さん
慌てて銃を構える
砂煙の中きは見えたのは噂の中原中也
殺せない
殺してはいけないと指示がある
でも、明らかに体術が兄よりも優れてる
助けないと
けどどうする？
何処を撃つ？
急所を外してかつ、ダメージを与えられるところ
肩か…腿か…
機動力を奪うなら太腿
と言うことで太腿を狙おうとしたが
『あれ…なん…で』
手に力が入らない
ガチャンとそのまま手から銃が落ちた
足が動かなかった
…
カチャッ
耳元で嫌な音がきこえた
「死にたいの？」
それに続いて不機嫌なお兄さんの声が聞こえた
頭につけられた銃口は私を離さない
「ねぇ、メソメソしてそれプラス銃を落とすなんて」
「君には本当に呆れるよ」
『ごめんなさッ』
ゴンッ！！
『ッ！！！！』
鈍痛が響く
脳が揺れる
銃で頭を殴られたことを少し後に理解した
ふらりと倒れそうになる
また聞こえた
冷たい声
「ねぇ、銃で殴られたくらいで君は意識を飛ばすと言うのかい？実に弱いね」
立たなければそう思うのにポタポタと垂れる血を見るとどうも立っていられなくなり力が抜けた
私が地面に倒れることがなかったのは
…
…
中原「おい、テメェ」
「なぁに、蛞蝓」
中原「妹に手ェだすなや」
「妹？嫌だよAと妹なんて」
「中也、彼女は出来損ないさ。これくらいの事ですぐに倒れる」
中原「女と男じゃ作りがちげぇ」
中原「それによ、こいつまだ幼いだろが」
「口出さないでくれる？どうでもいいよこいつなんか」
中原「ア”ァ？」
そっと地面にAを寝かせた中也は私に殴りかかる
その後そのまま戦闘を開始
先代が現れたことにより終結した
ーーーーーーーーーーーー
『…ん』
ガンガンと痛む頭
お兄さんのあの冷たい目と声を思い出す
『ッう』
悪いのは私
私が悪いから怒ってくれた
優しさのはずだ
なのに…
なぜかお兄さんが怖いと思ってしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 292人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
【文スト】冥界の権限に人類悪属性を持った主人公が勘違いされる話-第二章-
さてヤンデレ文豪達をどう手懐けるか【文豪ストレイドッグス】
【文スト】中原幹部の無意識な溺愛から抜け出す方法を教えてください。
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 天然石さん» 報告ありがとうございます。何章での誤字か教えて頂けますでしょうか？ (5月3日 0時) (
レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» うれしいです！キャラの口調をどうにか似せようと頑張ってます！ (5月3日 0時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 面倒飴さん» ご報告ありがとうございます！福永諭吉って誰やねん！って感じですよね (5月3日 0時) (レス) @page47 id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
面倒飴(プロフ) - 誤字報告失礼します。第八章 武装探偵で「福沢諭吉」が「福永諭吉」となっていました。 (5月2日 1時) (レス) @page49 id: f3ca837efe (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 間違えてますよ森さんじゃなかったですかポートマフィアは (5月1日 17時) (レス) @page49 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢幻泡影（むーにー） | 作成日時：2024年2月25日 0時
