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あの3人と入れ替わるように入ってきたのは中也さん
中原「…」
『…ごめんなさい』
『…中也さん』
何も話さずただ私をじっと見つめる
『ムカつくなら殺して…嫌いになったなら苦しめてから殺して』
抑えていた手を話して柵の隙間からそのナイフをたった
中也さん愛用のナイフ
『ははっ…簡単に取られてちゃダメじゃないですか』
持ち手の方を中也さんに向ける
早く殺してください
と
夢を見る前に早く絶望をと
中原「…怒っちゃいねぇ、嫌いになってもねぇ」
中原「だがな、悔しいんだよ俺は」
私には理解できなかった
中原「俺に相談すれば良かった」
『そんなことしたら、中也さんが築き上げたものすぐに崩れちゃう』
『一人でいいの…私だけのものを作りたかったの』
『私と、兄さんだけの秘密の出来事』
『ねぇ、それじゃダメ？』
中原「太宰の奴ならAの力が無くたって逃げ出せた」
『分かってる』
中原「きっと、Aが幸せになれる方法も見つけてた」
『私、今、幸せだよ』
『私の命一つで、何百倍、何千倍もの価値のある兄さんの命が救われるから』
『お得な賭けができたよ』
もう一度目があった
ナイフを受け取った中也さんの驚いた目だった
ガチャッ！と荒々しくあいた檻
中原「ってめっ！さっきの奴らのせいかよ！」
私の腹を抑え悲痛に叫ぶ
『中也さんはどうして、裏切り者の私にそんな情もてるの？』
中原「お前はいちいち言わねぇと分かんねぇのかよ」
中原「俺がな、今までお前に尽くしてきたのはっ！」
中原「お前がっ！Aが！」
中原「自身のことを物みてぇに扱うからだ！！」
中原「AはAなんだよ…それ以外何もとでもねぇ」
たまに
いや
いつも
中也さんの言葉には涙が溢れてしまう
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夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 天然石さん» 報告ありがとうございます。何章での誤字か教えて頂けますでしょうか？ (5月3日 0時) (
レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» うれしいです！キャラの口調をどうにか似せようと頑張ってます！ (5月3日 0時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 面倒飴さん» ご報告ありがとうございます！福永諭吉って誰やねん！って感じですよね (5月3日 0時) (レス) @page47 id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
面倒飴(プロフ) - 誤字報告失礼します。第八章 武装探偵で「福沢諭吉」が「福永諭吉」となっていました。 (5月2日 1時) (レス) @page49 id: f3ca837efe (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 間違えてますよ森さんじゃなかったですかポートマフィアは (5月1日 17時) (レス) @page49 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻泡影（むーにー） | 作成日時：2024年2月25日 0時
