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芥川「…終わったか」
『はい。』
『…人を殺すこと』
『初めは怖かった…けれど気がつけば何も感じなくなってしまった。』
『慣れとは恐ろしいものですね…悲しくもなる』
芥川「その心がまだあるなら十分だろう」
『…今回の任務。きっと兄さんは納得しない』
『計画も何もないただの強行突破』
『芥川さんならわかると思う。兄さんに認めてもらうための難しさを』
芥川「あぁ、よくわかる」
『ねぇ、どうして芥川さんは折れずにいられるのですか』
『辛くはないのですか』
芥川「僕の心が折れてそでも太宰さんに認めてもらえるならば僕は遠の昔に折れている」
芥川「一度でも折れて仕舞えば脆くなり何度も折れることを繰り返す。そんな状態で太宰さんに認めてもらうなど無謀」
芥川「常に芯がなければならない」
『ははっ…なら私は』
芥川「まだいける」
芥川「完全に折れていない…添木をし何度も立ち上がれ。」
芥川「今回の任務、太宰さんにすれば完璧から程遠い」
芥川「が、最高に変わりない」
芥川「いつまでもメソメソするな。次を考えろ」
そう言って帰っていく背中
あぁ、やっぱり芥川さんは優しい
言葉に棘があるもの優しさには変わりない
薔薇のような人
少し後ろを振り返る
やはり血だらけの海
そしてまた前を見た
きっと神様はお怒りだ
命を奪っておいて前ばかり見る
奪った命をもう振り返らないのだから
それでも私は進む
私の大切な人は神様なんかじゃない
たった一人の家族
兄さんなんだから
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夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 天然石さん» 報告ありがとうございます。何章での誤字か教えて頂けますでしょうか？ (5月3日 0時) (
レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» うれしいです！キャラの口調をどうにか似せようと頑張ってます！ (5月3日 0時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 面倒飴さん» ご報告ありがとうございます！福永諭吉って誰やねん！って感じですよね (5月3日 0時) (レス) @page47 id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
面倒飴(プロフ) - 誤字報告失礼します。第八章 武装探偵で「福沢諭吉」が「福永諭吉」となっていました。 (5月2日 1時) (レス) @page49 id: f3ca837efe (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 間違えてますよ森さんじゃなかったですかポートマフィアは (5月1日 17時) (レス) @page49 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻泡影（むーにー） | 作成日時：2024年2月25日 0時
