・ ページ19
『…』
「君、資料もちゃんと作れないの？今回だって織田作に助けてもらったのだろう？」
『ですがっ、犠牲者はっ』
「犠牲者？何馬鹿なことを言っているんだい？もし、織田作がいなかったら君はどうなってた分からないの？」
「犠牲者なし、それは織田作がいたからだよ。全く、君の成果じゃないよ」
「爆弾も爆発したし…はぁ」
「何ならできると言うのだい」
「書類も任務も、戦闘もダメ」
『ッそれはまだ「うるさいよ」』
「色恋でも仕掛けてみたら？」
お兄さんが近づく
そのまま後ろに下がるとトンッと背が壁に当たった
そらでもお兄さんは近づく
ドンッと壁に手を当てるお兄さん
所謂、壁ドンというものだがそんなキュンとするシュチュエーションなんかじゃない
むしろ命懸けだ
『ッお兄さん』
「君でも捕まってくれると思うけど」
「欲を発散出来ればいいからね」
『ッいや、です』
『やりたくないです』
お兄さんの目が変わった
あぁ、やってしまった
本当に怒らせてしまった
「ねぇ、じぁ君は何ならできると言うのだい？」
『ッそれは』
「身体は売りたくないと駄々をこねるくせに、戦闘も作戦立案も書類仕事も拷問も何も出来ないじゃないか」
『ッ』
「部活から聞いたさ、A僕に見て欲しいんだってね」
「まずね、存在価値があると言われたいのならできることをする事だよ。」
「今君はただ、駄々こねるだけで本当に見てらんない。」
『ッでも』
「何？まだ反抗するわけ？」
「はぁ、君を見ているとムカつくんだよ。もう資料はこれでいい、早く出ていって」
『失礼…します』
今日は痛ぶられなかった
それに安心する
からどやはり
心が痛くて痛くて
苦しかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 292人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 天然石さん» 報告ありがとうございます。何章での誤字か教えて頂けますでしょうか？ (5月3日 0時) (
レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» うれしいです！キャラの口調をどうにか似せようと頑張ってます！ (5月3日 0時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影（むーにー）(プロフ) - 面倒飴さん» ご報告ありがとうございます！福永諭吉って誰やねん！って感じですよね (5月3日 0時) (レス) @page47 id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
面倒飴(プロフ) - 誤字報告失礼します。第八章 武装探偵で「福沢諭吉」が「福永諭吉」となっていました。 (5月2日 1時) (レス) @page49 id: f3ca837efe (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 間違えてますよ森さんじゃなかったですかポートマフィアは (5月1日 17時) (レス) @page49 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢幻泡影（むーにー） | 作成日時：2024年2月25日 0時
