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ゴーゴリ「おや!元気ないね!!」





『そう、見えます?』







ゴーゴリ「逆にそう見えない方がおかしいさ」







ゴーゴリ「僕が来た理由わかるでしょ?」







『えぇ、勿論』







ゴーゴリ「さぁ、帰ろう」






外套を広げ手招きする彼に近づく







チラリと後ろを見れば遠くの方で太宰さんが手を振ってるのが見えた







だから私はふわりと笑ってまた前を見る







ありがとう太宰さん







ーーーーーーーーーーーーーーー



ゴーゴリ「たっだいまーー!連れて返って来たよぉぉ!」







「お疲れ様ですゴーゴリさん」







「助かりました」







『…帰りが遅くなってしまい申し訳ございません主人様』







「…ゴーゴリさん少し席を」







ゴーゴリ「えぇー、仕方がないな」







ゴーゴリ「じゃ!おさらば!」







そう言ってゴーゴリさんがいなくなった静かな空間






妙に空気が張り詰めていて息がしづらかった







「どうでした?太宰くんは」








『やはり、また暗殺に失敗しました』








カチャッ







無機質な音







聴き慣れてしまった音







お腹にグッと当てられる銃口







「嘘はいいんです。正直に話しなさい」








『暗殺に失敗しました事実ですよ』






「…そうですか」

















パンッ!!!!







『ッアア”!?』







腹部が熱くなり搾り出す様な声が出る






「嘘をつくからですよ」






「今、貴方の服従心はどこにあるのです?」




『主人様のところにっ』







『主人様を裏切ることはありまs』







パンッ!!!!






『ッア”ア”!!!』







次は肩を






自分から出た血が顔につく







「裏切ることはない?敵の協力を受けた人が何を言い出すかと思えば…」







「はぁ、いつからそれほど馬鹿になったのです?」





『ッ』







「彼の方が良いのですか」








『違う!』






『ッただ…少し横浜を好きになってしまったの』







『私は主人様を愛してます。』






冷たく見下ろされる





未だ向けられる銃口に怯えた







「はぁ、分かりました。掃除してください」






『ッはい』






まだボタボタと落ちる血を手でおさえる






意識が遠のくの気づかないふりをした

第六章 亀裂→←・



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メイデーア - 幸せになって欲しかったって神かよ、泣けるッ…。ドスト様、夢主ちゃんは幸せだよ。あなたを庇えたんだから。あなたを助けられたんだから。あなたを死なさずに済んだんだから。武装探偵社やポートマフィアには不利益でも、きっとそれは正しかったのだから。 (4月23日 16時) (レス) @page24 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - ありがとうございます!生まれ変わった話…面白そうですね!短編にはなると思いますがまた、落ち着いた頃に書きます!! (3月7日 6時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 完結おめでとうございます!最後の夢主ちゃんがドスくん庇ったシーンでガチ泣きしました。大変わがままなのですが、その後、ということで、夢主ちゃんが生まれ変わった話を作ってもらえないでしょうか?お願いします! (3月2日 21時) (レス) @page26 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - ありがとうございます!来世は推しと生きたいさんの感想に驚かされてばかりです!語彙力が凄くて…次回作まで期間が空いてしまうとは思いますが完結までまた頑張ります! (2月28日 0時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
来世は推しと生きたい - 完結おめでとうございます!!続編に移行されてからコメントできていなかったので今全部伝えちゃいます。本当主さんが書く夢小説には毎度泣かされてます…。ドスくんの気持ちが薄々現れていく感じとすれ違いが,読んでいて凄いと感じました。次回作も追わせて頂きます! (2月26日 7時) (レス) @page25 id: 34d0d522f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2024年1月25日 18時

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