検索窓
今日:16 hit、昨日:9 hit、合計:9,497 hit

ページ6
















「…」







ゴーゴリ「あら、」








ゴーゴリ「いいのかい?本当にこのままではとられてしまうよ」
















薄暗い空間で静かに音が響く







「心配ありません」







そうは言ってあるものの眉間に皺がより険しい顔立ちである








通常の冷静、無表情の彼はいない






「彼女は僕に依存しているんですから」







ゴーゴリ「はぁ、そうかい」






ゴーゴリ「君がそれでいいならそれで良いさ」








「…ゴーゴリさん」






ゴーゴリ「はーい」







「Aさんのところへ行って早く帰って来なさいと伝えてください」








ゴーゴリ「嫌だよ面倒くさい!」








ゴーゴリ「さっき心配しないと言ったのは君じゃないか」








「頭の命令です。行って来なさい」








ゴーゴリ「…仕方がない、親友の頼みだ言ってくるよ」








そう言って外套の中に消えていった








ーーーーーーーーーーー


一方その頃






太宰「もし、君のお迎えが来たら君は帰るのかい?」








『きっと帰りますよ』







『どちらにいても苦しいのですから』







『それなら…せめて主人様のそばにただいつも通り使えていたい』


















『それに、迎えが来たと言うことは少しは求めてもらえた…と言うことでしょう』








太宰「そうだね」






『だから…もし迎えが来た時太宰さんは私の手を離し逃げてください』








太宰「時間が過ぎるのは早いね」






なんて言った太宰さんは私の手を離し私から離れていった







ふと、気づいた







『…迎えがくるのですね』






背中にそう語りかけても返事は返ってこない






『ありがとう太宰さん』













風が髪を揺らした






海が青々と輝いていた















??「ごきげんよーー!!!」







後ろを振り向く







『ご機嫌よ』






『…ゴーゴリさん』

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

メイデーア - 幸せになって欲しかったって神かよ、泣けるッ…。ドスト様、夢主ちゃんは幸せだよ。あなたを庇えたんだから。あなたを助けられたんだから。あなたを死なさずに済んだんだから。武装探偵社やポートマフィアには不利益でも、きっとそれは正しかったのだから。 (4月23日 16時) (レス) @page24 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - ありがとうございます!生まれ変わった話…面白そうですね!短編にはなると思いますがまた、落ち着いた頃に書きます!! (3月7日 6時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 完結おめでとうございます!最後の夢主ちゃんがドスくん庇ったシーンでガチ泣きしました。大変わがままなのですが、その後、ということで、夢主ちゃんが生まれ変わった話を作ってもらえないでしょうか?お願いします! (3月2日 21時) (レス) @page26 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - ありがとうございます!来世は推しと生きたいさんの感想に驚かされてばかりです!語彙力が凄くて…次回作まで期間が空いてしまうとは思いますが完結までまた頑張ります! (2月28日 0時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
来世は推しと生きたい - 完結おめでとうございます!!続編に移行されてからコメントできていなかったので今全部伝えちゃいます。本当主さんが書く夢小説には毎度泣かされてます…。ドスくんの気持ちが薄々現れていく感じとすれ違いが,読んでいて凄いと感じました。次回作も追わせて頂きます! (2月26日 7時) (レス) @page25 id: 34d0d522f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2024年1月25日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。